(前回の関連記事は「弟子」です。)
※8月11日(土)~8月15日(水)の気功指導は、
8月12日(日)のみが休みとなります。
血と骨
劇団 「前回の記事は『弟子』ということで、仙道研究家 高藤聡一郎氏と気功の元師匠の
弟子たちへの対応の仕方を通して、
ただ、見方を変えれば2人ともそういった他人との心理的距離の取り方から
逃れることは出来なかったんです。
結果、失望して他人から離れることはあっても、心の奥底で深い一体感を
求めるという心理的傾向自体は変えられない。
それが生まれ持った業というものです。
元師匠も高藤氏も、女性霊能者やクンダリニーヒーラーから見れば
(何でもできる人)なのでしょうが、そんな2人でもどうしても
変えられないものがあるという事も事実なんです。
と説明していたんですよね。」
CS 「ハイ、そうです。」
「わたしが思うに、元師匠と高藤氏が(何でもできる人)というのは
他人の波動を強制的に替えることが出来るという事なのでしょう。」
「元師匠は過去の記事でも何度か紹介しましたが、感染能力によって
他人の感情や意識を強制的に変化させることを得意としていました。」
「これは元師匠が無類の女好きで、若い頃から何千人という女性に声をかけて
常に5~10人のお金を貢ぐ女性がいて、それが高じて最後はキャバレーを
2店舗経営するようになったという個人的資質が大きいと思います。」
劇団 「とういか、女性に関しては気功を始める前からすでに
(何でもできる人) ですよね。」
CS 「書店で女性店員から辞典を買ったらその店員と深い仲になり、
電気屋で女性店員から電気製品を買ったらその店員と深い仲になり、
高級クラブに行けばホステスと深い仲になり貢いでもらい、
風俗に行けば風俗嬢が貢いでくれるようになったそうです。」
劇団 「元師匠に手を握られただけで女性は妊娠しちゃいそうですね!」
CS 「それに対して高藤氏は硬派で女性は割と苦手だったそうですが、
『瞑想の技術(深さ)』に関しては気功の元師匠以上でした。」
「また、『夢見の術』とも相性が良く、アストラル界への移行も得意と
していました。」
「高藤氏については過去の記事で↓のエピソードを紹介しましたが、
これは元内弟子の方に聞いたのですが、
ある時、風邪をひいて高藤氏に伝染(うつ)してしまった。
それで内弟子本人は風邪は治ったらしいのですが、
高藤氏が、
(お前に風邪うつされちまったなぁ。)
(お前に戻すわ。)
と言って、しばらく精神統一してバーッと何かを送る動作をしたら、
元弟子が一瞬で風邪の症状に戻って具合が悪くなった。
本人によると、その前に風邪をひいていた時の倍くらい
調子が悪くなったそうです。
逆に高藤氏はウソみたいに元気になっていた・・・。
高藤氏なら離れた場所にいる人間の病気を治したり、
逆に病気にしたり自在にできたでしょう。
というように他人を病気にしたりする位の事は自在に出来た。」
劇団 「確かに、元師匠とは意味合いが違ってきますが高藤氏も
(何でもできる人)
ですね。」
CS 「そう、 (何でもできる人)も人それぞれ得意不得意があるわけです。」
「逆に言えば、その人がそれまで歩んできた人生が反映されるのでしょう。」
「元師匠は女性関係が派手だったから他人の感情や意識を変化させる
『感染能力』を進化させて女性方面では(何でもできる人)になったわけです。」
「また、高藤氏については戦後の焼け野原の下町で育って、周りは喧嘩が
日常茶飯事でレンガで殴った相手を川に突き落とすとかあったそうです。」
劇団 「エーッ、そんな殴った相手を川に突き落とすなんて事があるんですか!」
CS 「数年前に、『あんぽん 孫正義伝』を読んだのですが、孫正義の父親である
三憲さんは高利貸し(今でいう闇金ウシジマくん)をしていました。」
劇団 「また、ディープな職業ですね。」
CS 「孫正義の家系は中国系の在日朝鮮人で、終戦後の日本は朝鮮人への
差別が強かったためなかなか職に恵まれず、そのため父親である三憲さんは
密造酒や高利貸しなどアンダーグラウンドな商売を行っていたのですが、
三憲さんはかなり気性の激しい方だったらしく、飲む・打つ・買うに加えて
奥さん(孫正義の母親:李玉子さん)に暴力も振るっていたらしいんです。」
劇団 「『血と骨』って感じですね。」
CS 「そして、孫正義の母親(李玉子)の弟(通名:武雄さん)が
それを知って激怒したそうです。」
劇団 「それは自分の姉が嫁ぎ先で夫から暴力を受けていたら
弟は腹を立てるでしょう。」
CS 「その武雄さん(孫正義の叔父)は不動産ブローカーをしていた
というか、ぶっちゃけヤ〇ザだったんです。」
「インタビューした当時70歳の武雄さんは『自分は元ヤ〇ザ』と
はっきり名乗っていたそうですから。」
劇団 「うわぁ・・・。」
CS 「以下は、『あんぽん 孫正義伝』から武雄さんへのインタビュー部分の抜粋です。」
↓
武雄さん : 「三憲(孫正義の父親)にも会ったのか?」
「あいつはとんでもないヤツだ。まともじゃない。」
「東京に出てきたら半殺しにすると、あいつにははっきり伝えてある。」
インタビュアー:半殺しとは穏やかじゃありませんね。
何かあったんですか?
武雄さん: 「オレもこれまで義理の兄貴として立ててやってきたんだ。」
「でも、あいつは許せん。」
「弟だって、三憲にはさんざん殴られてきたんだ。」
インタビュアー:お姉さんにも暴力をふるったんですか?
武雄さん:「ふるったどころじゃない。」
「あいつは酒飲んだら人が変わる。」
「三憲は今でも、何か気に入らないことがあると、夜中でも
姉さんのところに電話して大声で怒鳴りつけるんだ。」
三憲と玉子がうまくいっていなさそうなことは、以前、三憲を
長時間インタビューした時、三憲が玉子のことを「くそばばあ」
呼ばわりしていたので薄々感じていた。
だが、三憲が玉子に殴る蹴るの暴力を繰り返し、玉子が何度も
入院騒ぎをしているとは、武夫の話を聞くまで全く知らなかった。
インタビュアー:酒癖も女癖も悪い。玉子さんはなぜ、そんなひどい男と
離婚しないんですかね?
武雄さん: 「オレも離婚せえって言ったんだ。」
「でも姉さんはもうこの歳だから離婚はしない、と言っていた。」
「離婚したら、子供たちにも迷惑かけるからとも言っていた。」
こういう話を聞くと、玉子が悲しすぎる。
それをそのまま口にすると、武雄は我が意を得たりとばかりに言った。
武雄さん:「そうだろ、でも姉さんは人の前じゃ絶対泣かない。」
「歯を食いしばってね。」
武雄はその後、こんな話をし始めた。
武雄さん: 「あんまり姉さんが可哀そうだから、一度、久留米で酒を飲んでいた
三憲を、ウチの若いモンを使って、オレのところに呼び出したことがある。」
「姉さんを殴ってばかりいることが許せなかったんだ。」
「『おい、ここで殺したろか!』と脅してやったよ。」
「あいつは威張っているくせに気が小さいもんだから、
オレの前では何もできない。」
「殺すのもなんだから、川に突き落としてやったよ。」
義理の兄貴を呼び出して、『おい、ここで殺したろか!』と脅し上げ、
久留米の川に突き落として半殺しの目にあわせる・・・・・。
(文章の抜粋終了)
劇団 「確かに、川に突き落としています。」
CS 「もちろん、川に突き落とす前に若いモンがボコボコにしたのでしょうが。」
劇団 「バイオレンスですね。」
CS 「高藤氏が育った戦後の下町では、こんなのは日常の風景だったわけです。」
CS 「平成のヌルい世の中にドップリつかっている我々とは根本的にモノが違います。」
「ですから、高藤氏の弟子への当たり方がキツくなったのも当然です。」
「そうして暴力的な影響を受けたのでしょうが
同時に、
(こんな境遇からは完全に抜け出したい。)
(争いの無い安楽な虚空の世界に逃れたい。)
という想いも生じますから、それが『遥かなる虚空への道』でも書かれていたような、
サバイバル術としての仙道という解釈を生み、
高藤氏は虚空の世界へ逃れるための『瞑想の技術(深さ)』、
『夢見の術』といった能力を進化させたわけです。」
劇団 「なるほど。」
「元師匠と高藤氏の2人がそれぞれ個性に基づいて(何でもできる人)として
能力を伸ばしていったことがわかりましたが、CSさんはどうなんですか?」
CS 「それは次回の話にします。」
劇団 「ええっ? 今回はいつもより短い気がしますが。」
CS 「いや、もう暑いから。」
「クンダリニーを上げてから暑さにめっぽう弱くなってしまって。」
「今、全身が熱くてしょうがないの。」
「今日はもういい・・・・。」 (現在 室温34度)
劇団 「全身は熱いようだが、ヌルいな・・・。(ボソッとつぶやく)」
※次回の記事更新日は8月10日になります。
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