(前回の関連記事は「気感チェック」です。)
腕時計
劇団 「前回の記事では、 同じ部屋にいても人によって体感温度が
異なるように、同じ波動に接しても人によって受け取る気感は
違ってくるということについて説明したんですね。」
CS 「ハイ、そうです。」
「不思議なもので、日常生活では同じ温度の部屋に暑がりな人と
寒がりな人がいても体感温度が違ってくることは容易に理解
出来るはずなのに、
なぜか気の感覚の話になると、皆一様に同じ気感を感じなければ
ならないという思考に気功修行者は嵌まってしまうんです。」
「そのため、気功書を読んで行を続けて気感が開いてきているのに、
本に書いてある通りにならないからと行の効果が出ていることに
気づかずに中断したりダメになる人がたくさんいます。」
劇団 「それって本人は気づかないものでしょうか?」
CS 「無理でしょうね。」
劇団 「そんなものですか?」
CS 「例えば、わたしはダンベルを用いた筋トレを定期的に行っているのですが、
1年前からインナーマッスルを鍛えるためのコアトレも始めたんです。」
「わたしのトレーニングの特徴は、『開始前、トレーニング中、終了後』に必ず
身体の重心軸や左右のバランスが崩れていないかをチェックすることなのですが、
コアトレを始めてから数センチ単位で微妙にバランスがずれるようになりました。」
劇団 「そりゃまた細かいですね。」
CS 「細かい違いが積もり積もっていずれは身体の故障に繋がるんです。」
「ただ、その原因がなかなかわからなくて、ある時、身体操作に詳しい治療家の
知人にチェックしてもらったんです。」
「すると、↓の画像のコアトレをしている時に、
左肩の方が右肩よりも1秒ほど上がるタイミングが速くて、静止している時も
左肩が3センチほど位置が高くなっていたんです。」
「要するに、左右の背筋への力の入り具合が、
(左肩:右肩=5:5)ではなくて、
(左肩:右肩=8:2)ぐらいになっていたために、
トレーニングを続ければ続けるほど、左右の背筋のバランスに
狂いが生じていたわけです。」
劇団 「エーッ!そんな細かいことでバランスが狂うんですか?」
CS 「人間の身体なんてちょっとしたことで簡単に変わるんです。」
「ウォーミングアップで行うストレッチも意識を置く場所やイメージで
効果が全然違ってきます。」
「古流武術などはそういう手法を利用しています。」
劇団 「でも、そういう細かい違いってなかなか気づかないじゃないですか?」
CS 「逆に言うと、
最上の攻撃は相手自身が攻撃されていることに全く気づかない
という事ですから、相手が気づかない微妙な差を利用する事は
武術や霊的攻撃の根本原理でもあるわけです。」
劇団 「なるほど。」
CS 「わたしは気功を通じて身体感覚を磨いていますから身体のバランスの
狂いに気づきましたが、普通に生活している人はこの程度の違和感は
ついつい見逃してしまうでしょうね。」
「それでもプロのアスリートは、わたしなとどはトレーニング量が段違いですから
ちょっとしたトレーニングの歪みがすぐに顕在化して故障に繋がります。」
「極端に言えば、普段の歩き方や立っている時の姿勢の重心のバランスの
取り方で勝負は決まっているわけです。」
「プロ野球やサッカーで一時期活躍しても、2,3年で故障して消えていく
若い選手はこういうした微妙な違いにわからずトレーニングやプレーを
続けて疲労が蓄積し壊れてしまうんでしょうね。」
劇団 「そういえば、以前のブログ記事でサッカーの本田圭佑選手が
両腕に腕時計をしているのに対して、CSさんは(これは納得できる。)
と書いていましたが、これなんかもバランスをとっているのでしょうか?」
CS 「本田選手のこの発言は冗談らしく、もともとマラドーナの真似をして
両腕につけていたのが注目を浴び、
スポンサー契約を結んだイタリアの腕時計メーカー・ガガミラノは
一躍話題になり日本代理店はボロ儲けしたそうです。」
CS 「メンズファッション誌でもガガミラノの広告をよく見かけたものです。」
劇団 「そんなことがあったんですか。」
CS 「ちなみに、本田圭佑の知人であるガガミラノ・日本代理店社長は
一時期、週刊文春で〈本田圭佑を広告塔に20億円の荒稼ぎ
サッカー界の風雲児の女と暴力〉と話題にもなっていたんです。」
劇団 「サッカー選手っていろいろ巻き込まれるんですね。」
CS 「億単位の金が動きますから、良くも悪くも周囲の人達が作りあげた
神輿に担がれ祭り上げられてしまうんでしょうね。」
「本田選手は両腕の腕時計で身体のバランスをとることよりも、
担がれた神輿の上でバランスをとる方が重要なのではないでしょうか。」
劇団 「座布団1枚!ってとこですか(笑)」
CS 「本田圭佑選手の話題はさておき、わたしにとって腕時計は重要な
問題なんです。」
劇団 「何が重要なんですか?」
CS 「腕時計で左右のバランスが崩れることです。」
劇団 「でも、本田選手が腕時計を両腕に身につけて左右のバランスを
取るというのは冗談で、実際はマラドーナの真似だったとさっき
話していたじゃないですか。」
CS 「でも、わたしにしてみると実際に片腕時計でバランスが崩れるような
気がするんです。」
劇団 「うーん、時計の重量ってどの位なんですか?」
CS 「平均して100~200gくらいですね。」
劇団 「別にいいんじゃないですかその位の違いは。」
「だって、バッグとか片手に持ったりするじゃないですか。」
CS 「バッグに関しては基本として、レザーリュックを普段使いにする事で
左右均等にしてバランスを取っています。」
劇団 「でも、TPO的にリュックじゃマズイ場所に行く時はどうするんですか?」
CS 「その時はさすがにバッグにしますが、出かける時は右手で持って
帰りは左手で持つというようにして左右のバランスを取っています。」
劇団 「CSさんって細かいんですね。」
CS 「あんまり大雑把な人間はこういう神秘行には向かないと思います。」
「仙道研究家の高藤聡一郎氏は元弟子の方に聞いたところ、
備品のボールペン1本までPCへのデータ入力できっちり管理して、
本数が合わなかったら大変で弟子達はとことん追求されたそうです。」
「わたしは身の回りに関してはあまり細かくは無いですが、ワインの味覚と
身体感覚については高藤氏以上に細かいと自負しています。」
劇団 「そんなに気になるなら、本田圭佑みたいに両腕に腕時計をつければ
いいじゃないですか?」
CS 「それはわたしの美意識が許しません。」
「昔からアクセサリーやブレスレットを身につけることに抵抗があって
腕時計がアクセサリー替わりなんです。」
劇団 「じゃあ、高級時計とか身につけるんですか?」
CS 「高級時計ってなんかオヤジ臭いじゃないですか。」
「ROLEXとかこういうゴテゴテしたのはダメですね。」
CS 「それに腕時計に200万とか出すくらいだったら
そのお金でレア物のワインを買いますね。」
「腕時計なんてすぐ壊れるし、値段が手頃でスタイリッシュな
デザインを選ぶので十分だと思っています。」
CS 「それと、わたしはチタンベルトを巻くと身体が重くなるんです。」
劇団 「そうなんですか?」
CS 「チタンは波動が重くて気の流れが止まる傾向があります。」
「昔、ファイテンのチタンネックレスがスポーツ選手の間で流行ったことが
あったじゃないですか?」
劇団 「そういえばダルビッシュなんか首に巻いてましたね。」
CS 「あれを試してみたら却って気の流れが悪くなって、欲しい人がいたから
あげました。」
「わたしの元師匠は逆にチタンシールをツボに貼るように勧めていましたが
体質の違いなのでしょうか。」
「個人的にはトルマリンシールの方がまだ良かった気がしました。」
「でも、最悪はアルミニウムですよね。」
劇団 「そうなんですか?」
CS 「元師匠も絶対にアルミ缶のジュースは飲みませんでした。」
「彼が初めて小周天が開通した後にアルミ缶ジュースを手にしたら
すごく嫌な感じがして気の流れが悪くなり、一切止めたそうです。」
劇団 「CSさんもアルミ缶は飲まないんですか?」
CS 「絶対に飲まないです。」
「缶ジュースはスチール缶のみです。」
「ケトルや鍋も全てステンレス製にして、炊飯器も本炭釜を使っています。」
劇団 「ボクはわざわざ本炭釜の炊飯器は買いたくないな。」
CS 「それでしたら、多少手間はかかりますがステンレス製の圧力鍋で
お米を炊くのもいいと思います。」
「ただ、以上はわたしの感覚によって導き出された個人的な考えに
過ぎませんので他人には話さないようにしています。」
※アルミ缶やレトルト袋に関しては、食品衛生法により内部は樹脂コーティング
されているので、アルミが物質的に漏れることは通常ありえません。
劇団 「CSさんは掘り下げると色々出てきますね。」
CS 「腕時計の場合もベルトが本革でも身につけて気の流れが悪くなる
タイプがあります。」
劇団 「それはどんなタイプなんですか?」
CS 「ベゼルがアルミニウムの腕時計です。」
劇団 「そんなにアルミニウムは影響するんですか。」
CS 「アルミニウムなのはベゼル部分なので肌には直接触れないはずなのですが、
なぜか身につけると額がズーン!と重くなって気の流れが悪くなります。」
「それでもデザインが気に入っているので、色々波動を封入してなんとか
使っていますが。」
劇団 「腕時計1つでもそんなに違ってくるんですね。」
CS 「先ほどの話に戻りますが、腕時計を身につけて左右差があっても
腕に密着させているのでそれほど身体に悪影響は無いのですが、
スマホの片手持ちは最悪ですね。」
劇団 「ボク、いつもスマホを片手持ちでメール打ったりしますよ。」
CS 「今まで指導してきて、ゲームなど長時間のスマホの片手持ちが
習慣になっている人はわたしが督脈を通してもすぐ詰まってダメでした。」
「わたしから見ると、あれは頚椎に最悪の影響を及ぼします。」
「ただ、習慣になっている人はなかなか辞められないようで、
あまりにも気の流れが悪くて原因がスマホの片手持ちの受講者には
1度だけ注意しますが、後は本人の好きに任せています。」
劇団 「CSさんって受講者に1度しか言わなくて、それ以外の人には
黙っていますよね。」
CS 「本人の自己責任ですし、人間は基本的に他人の忠告を不快に感じる
傾向があるので極力黙っているようにしているわけです。」
「そういうわけで、もしこのブログを読んでいる方でスマホの片手持ちが
習慣化していても、上記の文章はCSの個人的意見に過ぎませんから
自己責任でお好きなように行動することを勧めます。」
劇団 「でも、CSさんはスマホは使わないんですか?」
CS 「いえ、使いますよ。」
劇団 「じゃあ、どうやってスマホを使っているんですか?」
CS 「頚に負担をかけないため、これを使っています。」
↓
劇団 「(爆)!」
※次回の記事更新日は3月10日になります。