目的意識
劇団 「前回の記事は「丹光談義」ということで、受講者Oさんのチャクラ体験や
『奇跡のスーパービジョン―超能力仙道最奥義』を通して、
わたしが言う設定です。
目の前に出現する光をチャクラと設定すれば、それはヨーガでいう
チャクラとして行に利用出来ますし、
丹光として設定すれば、高藤氏のスーパービジョンのように様々な術に
応用出来るわけです。
1つのものが設定により、全く別のものに姿を変えて多彩に変化していく。
しかし、それは設定により表面上の姿が変わったに過ぎない。
全ては1つであり、1つが全てなんです。
わたしは何百という設定を埋め込み続ける事で、この本質的な原理を操る力を
強化し続けているわけです。
と説明していましたね。」
CS 「ハイ、そうです。」
劇団 「ボクはいまいち設定の意味がよくわからないのですが。」
CS 「設定というのは言い換えれば目的意識という事です。」
「例えば、目を閉じた空間に光が出現する現象と神秘行の関わりについて
仙道研究家 高藤聡一郎氏は以下のように解説しています。」
仙道でもクンダリニーヨーガでも行がある段階までくると、目をつぶっているのに、
自の前の空間に神秘的な光が見え出す。
ヨーガではこの光をチャクラと呼ぶ。
この光が見え出したら意識で拡大してその中に入れというのである。
もっともチャクラは一つだけなく、体のポイントごとに合計七つあり、
それぞれ色が違っている。
これを全て開発しろというのである。
仙道ではこの光を丹光と呼ぶ。
しかし、これに対する行はヨーガと全く反対だ。
もし光が見えたら、白色(と金色)以外はすべて捨てろという。
さらにこの白色光は、ヨーガのように拡大させずに、どこまでも擬縮してゆき、
最終的に金丹(小薬・大薬)にしろというのである。
行のプロセスとしては、光の見えるあたりまでヨーガでも仙道でも、
とてもよく似ているのである。
ところが、光が出現したあと、まったく違ったやり方を命じるのだ。
著者はどうしてかなと必死になって考え、最後に文化的伝統ということに
ハタと考えがいったのである。
チャクラというものはインドの宗教上のシンボルでマンダラ(内宇宙)や
インドの聖なる花・蓮にたとえられる。
またチャクラのクラという数は、聖なる数なのである。
一方、(仙道の)金丹は、内丹、外丹をとわず、昔から仙人と結びつけられた
仙道のシンボルで、そのもとは、現実の物質的丹をつくる外丹法からきている。
劇団 「なるほど。」
「高藤氏は、目の前の空間に出現する光について
クンダリニーヨガ→ チャクラ
仙道 → 丹光
と違った形態になった原因は文化的伝統にあると考えたんですね。」
CS 「高藤氏の見解を要約すると、
宗教的な戒律やカースト制に代表される社会的身分に縛られ
灼熱の過酷な土地で暮らしていたインドの人々は、
現実世界からの離脱欲求が強かったためチャクラを拡大して
その中に入る事により、無窮の世界に移行する事を目指した。
(インドで生活するのは現代でも大変そう↓)

それに対して古代から文明が発達し、物質的快楽への欲求が
強かった中国人は現世に長く留まり美食やセックスを楽しむ事を
望んだため、食丹法、房中術を発達させ、
最終的には丹光を利用して陽神(物質度の高い霊体)を造り出す事で
不老不死となり、永遠に現実世界に留まる事を目指した。
という事になります。」
(房中術でググったらこんなの出て来ました↓)

CS 「こうした古代のインド人や中国人の
〈現実世界から逃れて無窮の世界に移行したい〉
〈現実世界に永遠に留まりたい〉
という目的意識がわたしの言う設定ですね。」
「民族が長い時間をかけて創り出した伝統文化の背景には、その風土や歴史に
根ざした集合意識レベルの欲求があり、それがヨガや仙道などそれぞれの
神秘行固有の目的意識を生み出した。」
「そして、
目の前に出現する光をどう利用するか?
となった時に〈現実世界に永遠に留まりたい〉という
目的意識によって
光を凝縮して丹光にしよう!
というように具体的な行法が決まるわけです。」
「その具体的な方法が設定となります。」
劇団 「なんかわかった気がしました。」
CS 「まぁ、神秘行は人それぞれなので
単純に
〈チャクラが見たい。〉 〈クンダリニーを上げる。〉
〈武の達人と仙人を目指す!〉
というのもありだと思うのですが、わたしはアプローチ的には
高藤氏に近くて原理原則についてついつい考えてしまうんですよね。」
「それに対して、気功の元師匠はあまり深く考えない人でした。」
劇団 「と言いますと?」
CS 「例えば、チャクラに関してはこんなアプローチでした。」
「↓は元師匠が主催していた掲示板(現在は消滅)からの抜粋です。」
『魔法を使う前提条件』
小周天の目的というか次なる段階は、身体中央を走る中脈および手足の
チャクラすなわち労宮、湧泉を活性化すること。
小周天開通後、意念を会陰に置くということを続けていると、自然発生的に
気が身体中心を上昇し、中脈が形成されます。
中脈というのは内臓を貫き、脳を貫いて気が流れるワケですから、
いかにも目覚ましい変化が期待できそうじゃありませんか。
ただし、中脈だけでは不十分で、手と足のチャクラからも気を出し入れ
出来るようにならなくちゃいけません。
とにかく気が背骨を登り、頭蓋骨内部を経て身体前面を下るホンモノの
小周天が回るようになると、異性同性を問わず人さまに注目されるようになる。
注目されるだけでなく、実際に接近してくるものなんです。
三日前の夜7時、突然からだがボワ~ッと温かくなりました。
誰かがわたくしに対して喜びの感情を持ったときはこうなる。
それから30分後、一本のFAXが入りました。
発信人は地方の女性。
内容は先日のお礼。
繰り返しになりますが恋愛魔法かけるったって、最低、何かを送ったとき、
相手が喜んでるかそうでないか、それぐらいは分からなくっちゃ。
劇団 「〈誰かが喜びの感情を持つと身体がボワ~ッとあたたかくる。〉
とは面白いですね。」
CS 「これは小周天で本格的に気感が開いてくると起きる現象です。」
「例えば、わたしが遠隔の気功指導を始める5~10分前くらいから身体が
熱くなったり、逆に頭頂や気脈が詰まって寒くなったりする事がよくあります。」
「実際にスカイプや電話が繋がって受講者の方の波動を読むと
(あぁ、やっぱりのこの頭頂の詰まりは○○さんの波動が
来ていたんだ・・・。)
と納得します。」
劇団 「へーぇ。」
CS 「受講者の方からも、
(受講する30分くらい前から身体が熱くなってました。)
などと言われる事があるのですが、人間って不思議なもので
こういった事が2~3度続くとそれが当たり前になるんです。」
「それが常識化で、この当たり前という意識状態になると能力を
自在に使いこなせるようになります。」
劇団 「なるほど。」
CS 「よく、
ボクはいろいろな本を読んで気や波動の実在を確信するように
なりました。
という人がいますが、そういう人って能力を使いこなせないんです。」
「本当に能力を使える人にとって気や波動は空気みたいに当たり前に
存在するものですから、そもそも確信するかどうか考えない。」
劇団 「確信している云々を考えている時点で、自由に使いこなせないと
いうわけですね。」
CS 「元師匠にとって、離れた場所にいる人が自分に向けた感情を
体感でわかるという現象は(当たり前)になっていました。」
「その原因が小周天によってチャクラが開いた事でした。」
劇団 「元師匠はチャクラを見るとか丹光以前に、日常生活でチャクラを
使う事に重きを置いていたわけですね。」
(元師匠の文章の続き↓)
その前日にはちょっと気まづい別れ方をし、トンと梨のツブテだった女性から、
1年ぶりに便りがありました。
週に1、2度電話を掛け合うぐらい親しい間柄でしたが、何をヘソを曲げたんだか、
2度続けて電話に出ないことがありました。
それ以前に会う約束をしてたんですが、急遽キャンセルの手紙を送りましたよ
わたくし。
内容は「(お前がそういう態度なら)もう2度とお目にかかることはないでしょう」
というもの。
その手紙が届いた日の夜9時30分。
テレビのお笑い番組見てたんですが、突然涙が流れ、胸が痛くなりました。
経験で分かるんですよね。
その女性が泣いてるってことが…。
わたくしたいへんたいへん反省しました。
あくまでも本人の申告によれば、その女性はいかなるかたちにしろ、男性と
付き合った経験がない。
いわばわたくしは初めての男友達。
その初めての男に拒絶され、深く傷ついたに相違ありません。
そのままでは、彼女の男性観にも影響を及ぼす。
そう思いましたもんで、1カ月後のクリスマスにはプレゼントを贈り、その後も
3カ月に一度の割合で手紙を出したりしました。
ヨリを戻そうという下心からでなく、彼女に自信を取り戻してほしかったもんでね。
女性は友人、恋人であると同時に娘でもある。
それがわたくしのスタンス。
付き合いをやめたからといって、幸せを願う気持に変わりはありません。
その結果が、「私をもっとよく知ってほしいという思いと、知られたくないという思いが
ないまぜになって…。
(中略)また、お手紙書かせてください」という書簡。
過去に行き違いからヘソを曲げられたケースはいくらもありますが、
関係修復が失敗した例はありません。
今回は1年ですが、他のケースもおよそ8~10カ月かかってる。
誠意は通じるもんです。
余談ながらそうした相手との再会では、だいたいにおいて、満艦飾とも呼べる
最大級のオシャレをし、顔面も前より厚い塗装を施してやって来るのがオモロイ。
少しでもマシに見せようという女心なんでしょう。
いじらしいやね。
それはともかく、壊れた関係も修復は可能。
ただしテクニックの如何でなく、真実、相手の幸せを願っていれば―。
それでも、「私にはあの人しかいない」なんて思い込みで復縁を望むのは
感心しません。
それこそ自縄自縛以外の何物でもなく、世界はそんなに狭いものではありません。
可能性は無限にある。
また、再三申し上げてるように、自分のレベルが上がれば三輪車ではもの足りず、
マウンテンバイクがほしくなる。
失礼ながら、あんまり子供じみた規準で異性を選ぶと一生後悔するハメに陥ります。
A社を解雇されたらB社で頑張るべき。
いつまでも死んだ子の年を数えるのは、どう考えても建設的ではありません。
たまには恋愛について語らないとね。
劇団 「上記の文章で元師匠が,
テレビのお笑い番組見てたんですが、突然涙が流れ、
胸が痛くなりました。
経験で分かるんですよね。
その女性が泣いてるってことが…。
わたくしたいへんたいへん反省しました。
と感知した体験もチャクラの働きなんですね。」
CS 「もちろんそうです。」
「それより、これは恋愛専門の霊能者が口を揃えて言うのですが、
復縁って一番難しいんです。」
「元師匠の、
ただしテクニックの如何でなく、真実、相手の幸せを願っていれば―。
それでも、「私にはあの人しかいない」なんて思い込みで復縁を
望むのは感心しません。
それこそ自縄自縛以外の何物でもなく、世界はそんなに狭いものでは
ありません。
という件はさすがだと思います。」
「わたしも以前は波動プログラミングと絡めて恋愛魔術のメニューを
受け付けていたのですが、復縁がうまく行かない人ってどこか
自己中な部分を捨て切れないところがあります。」
「そのせいか、わたしの言う事を聞かない人が多かったです(特に女性)。」
「そんな事が続いて頭に来たので、現在は恋愛魔術のメニューは
一切受け付けていません。」
「こればっかりはいくらチャクラを開こうが、本人の考え方を根本から
変えないと無理です!!」
劇団 「それは苦労したんですね(笑)」
(元師匠の文章の続き↓)
但し、恋愛魔法という変化球を投げるためには、それなりの基礎体力が必要。
少なくもマウンドから投げた球がキャッチャーまで届かなくちゃ。
基礎体力は言わずと知れた小周天訓練。
気功訓練によって寒さに強くなったということは、気を採り入れる機能…
正確にはエネルギーを受け取ったり、送ったりする能力…が働き始めた証し。
そこらあたりの事情を熊本県の×川さんは、
「寒さに強くなったのと前後して、整体・ヒーリングの効果が飛躍的に高まり、依頼が
次々と舞い込んで、断るのに汗だくです」とコボしてる。
そうなると、人と関われば関わるほどエネルギー循環が活発になり、相手も自分も
元気になるんです。
恋愛魔法の威力も最大限に発揮される。
気功訓練がある段階に達すると、寒さに強いほかに、白髪が減る、肌がきれいになる、
上がった生理が戻ってくる、アッチが強くなる、便秘下痢をしなくなる、予知夢、
白昼夢を見るようになるなど、目に見える症状が現れてきます。
魔法を仕掛けるのはここからにしてほしいんよ。
劇団 「これまた素晴らしい効果がつらつらと書かれていますが、
全てチャクラ効果なんですか?」
CS 「まぁ、いい事ばっかり書きすぎじゃないかなと思いますが、
これについてはケース・バイ・ケースですね。」
劇団 「元師匠の記事をいろいろ読んできましたが、
そういえば元師匠の目的意識って何だったんですか?」
CS 「あぁ、それは
女にモテる事
です。
女が好きで好きでたまらなかった人
でしたから。」
劇団 「納得しました・・・。」
※次回の記事更新日は11月20日になります。