(前回の関連記事は「質問し続ける人 」です。)
マインド強化の方法
劇団 「前回の記事では、
マインドが弱いせいですぐに感情的になって体内のエネルギーが
蒸気みたいに抜けてしまうやかんタイプがいて、そういう人は、
かえって周囲のターゲットになりボコボコにやられる。
またやかんタイプとは別に、エネルギーが頭から抜けないで
あれこれ考えて雑念で膨らみ頭でっかちになるタイプもいる。
そして、煉化気精と煉化気神の質問をし続ける人に熱くなって、
遂にはCSさん自身がやかんになって蒸気を吹いた。」
劇団 「そういうことですね?」
CS 「はい、そうです。」
劇団 「ところで、前回から気になっていたのですが、
煉化気精と煉化気神ってどういう違いがあるんですか?」
CS 「それがわたしにもよくわからないんです。」
「あの質問者は神学論争タイプなんでしょうね。」
劇団 「おっ、また新しいタイプが登場しましたが、前回の質問し続ける人は
頭でっかちになるタイプなんじゃないですか?」
CS 「気が頭につまって思考が止まらなくなるのもいろいろなパターンが
あるんです。」
「これは誰でも思い当たると思うんですが、思考が止まらなくなる時に
考えている内容って、
時間軸を基準に分類すると、
(1)目の前で今起きていることについて考えている。
(2)過去の出来事を思い出してあれこれ考える。
(3)未来について考える。 (将来への不安が多い)
に分けられます。
また空間軸を基準にすると、
(a)現実の空間の出来事
(b)仮想世界での出来事
にも分類できます。」
劇団 「言われてみれば、確かにそうですね。」
CS 「これってみなさん覚えがあると思いますが、
英文法の考え方なんです。」
「わたしは毎日の日課として英作文と英文の品詞分解を行っていて、
そのため日本語で思考するときも、
(これって英文ではどう表現するのかな?)
と考える癖があるんです。」
「その時にまず行うことは、今、自分が思考している内容が
①現実の出来事
②仮想の出来事
かを判断して次に
①現実の出来事→現在・過去・未来・進行形・完了形
②仮想の出来事→if節、助動詞・動詞の時制変化
とパターン別に時制を決定してから
文に登場する人物・事物・話し手が主語・目的語・補語
のいずれにあたるかの関係性を判別し、第Ⅰ~Ⅴ文型
から適切な構造を選択します。
その上で、名詞、動詞、形容詞、副詞、接続詞、
などの品詞別に(日本語→英語)に変換して英作文を
作っていきます。」
CS 「こうして日本語による思考内容を英文法で再構築することに
よって、自分の考えを客観的に分析できるわけです。」
「でもよく考えてみると、われわれが日常、日本語を使っている時って、
上記の英作文を作るのと同様の作業を瞬時に行っているわけで、
これってスゴイ事ですよね。」
劇団 「僕は学生時代、英語が苦手だったのでなじめないなぁ・・・。」
CS 「確かにいい大学に入ったり、会社に(TOEICで700点取れ!)と
命令されて勉強するのは苦痛かもしれませんが、英作文や英文読解は
パズルや暗号解読のような知的なゲームと考えたら楽しいですよ。」
「実際のネイティブとの英会話は、英語で思考しながら瞬発力で反射的に
言葉を発するのですが、それはそれで相手の反応を見ながらの反射神経
速度を競う、ちょうど格闘ゲームをするような感覚で楽しめます。」
劇団 「なるほど。」
CS 「それに実は英語って神秘行にいろいろ役立つんです。」
「先ほどの神学論争タイプからいったん話がそれますが
わたしは受講者に、
(何かマインドを強化するいい方法はないでしょうか?)
と聞かれたときは、
①定期的な運動~ストレッチ、筋トレ(女性はピラティス・ヨガ)、ウォーキング
②英語(語学)の習得
を勧めるんです。」
「適度な運動で体力を高めることはエネルギーアップ(=マインド強化)に
繋がりますし、
語学の習得には毎日の記憶(=反復)が不可欠で、続けていると
自然と生活が規律的になるんです。
また、文章読解には英文法の体系的な知識が必要になりますから、
論理的思考能力がUPするんです。」
「現実生活を考えてもTPPの導入やら、今後グローバリゼーションに
歯止めはかけられないでしょうから、語学の習得はプラスになっても、
マイナスになることはないと思います。」
劇団 「今の話から推察するとマインド強化には、
①規律性
②論理性
の2つが必要だということですか?」
CS 「そうです。」
「手軽に行えるマインド強化としては
③毎日の掃除
もいいです。」
「掃除はどこでも出来ますし、結果を視覚的に確認できるので
心理的にも効果が出やすいんです。」
「わたしは時間を節約するため、掃除機をかけるのは週1回程度に
抑えていますが、
①毎日最低10分は必ず洗面所など部屋のどこかを掃除する。
②それ以外でも目についたゴミや汚れは緊急な用事が無いときは
その場で片付ける。
というルールを作って、床に落ちてる髪の毛をクルクルで取ったり、
まめに汚れを拭いたり、住んでいる建物周辺や集合ダストボックス
の中にゴミが落ちている時も目についたら拾っています。」
劇団 「へぇ。」
CS 「これが皮肉な話で、昔、気功の元師匠が論語にかぶれて、
(毎日、ゴミ拾いや人助け、善行をしましょう。)
とか言い始めた時に、我慢できなくて縁を切ったんです。」
「特に、その後メルマガで元師匠が
(昨日の夜中に、人知れずこっそり近所のゴミ拾いをしました。)
なんて書いているのを読んだときは偽善的なものを感じて、
(あぁ、早めに縁を切っておいて良かったぁ。)
と心底思ったものですが、気づいたら自分も似たようなことを
していたんですね。」
劇団 「CSさんも、ついに論語を読み始めましたか?」
CS 「いえ、それは違うんです。」
「元師匠が掃除や善行していたのは、自分のカルマを解消して悟りだか
なんだかに到達したいという欲望があったんです。」
「悟りというよりは、承認欲求の一種だったと思うんですけどね。」
劇団 「手厳しいですね。」
CS 「対して、わたしが掃除するのは、
自分で自分の行動をコントロールしている!
という自己達成感なんです。」
「要するに必要なのは
他の人間がやろうがやらないが知ったことじゃない。
俺は他人に関係なく自己のルールを貫いている!
という揺るぎない信念の強化なんです。」
「元師匠みたいに(カルマの解消で悟りに到達したい)とか、
スピ系でよく言う (掃除や断捨離で金運を良くする)とか、
そんなものどうでもいいですから。」
CS 「必要なのは自分の意志の強化。」
劇団 「それがマインド強化なんですか?」
CS 「そうです。」
「わたしが今まで見てきた、マインドが弱くてダメなタイプの人って、
皆、フラフラしているんです。」
「何か始めたと思ったらすぐ違うものに手を出して、何やっても長続き
しないんです。」
「何でかというと、マインドの弱い人は目先の利益に飛びついて、
少しやって効果が出ないとすぐ諦めるんです。」
劇団 「CSさんがよく言う、いろいろなスピリチュアル系セミナーで伝授を
受けまくったり、あらゆる願望実現を試しているタイプですね。」
CS 「そういうタイプは、要するに周りの人間の情報に操られているだけの
マインド弱者なんです。」
「だから、マインド強者になるためには、
他の人間がやろうがやらないが、損得があろうがなかろうが
そんなものはどうでもいい。
俺は他人に関係なく自己の信念を貫くんだ!!
という、常に決まった行動を続ける規律性が必要なんです。」
「自分に関係ない場所の掃除をする人って普通いないから、
ゴミ拾いはマインド強化にちょうどいいんです。」
劇団 「では②論理性はどういうことなんですか?」
CS 「それは、マインドが弱い人は感情で行動するんです。」
劇団 「感情ですか?」
CS 「これはいろいろな人のブログを見ているとわかるんです。」
「ブログの運営者って淡々と定期的に記事を書く人と、ある時は毎日
更新するのに、いきなりぱたっと止まる不定期な人がいるじゃない
ですか?」
劇団 「それありますね。」
CS 「記事の更新が不定期な人って気分で生きているタイプが多いんです。」
「ちょっとうまくいかない事があると、何もする気が起きなくなって、
生活全般が無気力になる。」
「だから、記事の更新もぱたっと止まってしまうんです。
そして、再開してもまた何かうまくいかなくなると更新が止まる。
この繰り返しです。」
劇団 「でも、ビジネスがらみなら定期的に更新するのでしょうが、
日記みたいな感じで書いている人がほとんどじゃないですか?」
CS 「だから、かえってその人本来のマインドが出るんです。」
「わたしが受講者に(収入を上げるいい方法はないですか?)
と聞かれたときは、
何か自分の趣味や好きなことのブログを書いたらいいですよ。
とアドバイスするんです。」
「収入アップには、まず人脈が必要になりますから、そのためには
ブログで定期的に情報を発信してネットワークを拡げることが
不可欠なんです。」
「そして、人は自分の好きなことの情報を一番持っているし、
さらに情報を集めて記事を書くことが苦にならないわけです。」
劇団 「それはわかります。」
CS 「それを説明しても続かない人がいるんです。」
「ブログを始めたと思ったら、1年もしないで閉鎖してまた違うブログを
始めるんです。」
「論理的に考えれば、1つのブログを定期的に記事を更新しながら、
長期間運営した方が絶対にサイトの評価や検索順位が優位に
なるはずなんです。」
劇団 「すぐブログやめる女性ってよくいますね。」
CS 「論理的に正しいとわかっているのに続けられないのは、
感情で生きている
気分に従って生きている
からです。」
「そのため、元々フラフラしているマインドがさらに弱くなり、
周囲の人からも軽く見られるようになるなるわけです。」
「だから、何をやってもうまくいかないんです。」
劇団 「シビア~!!」
CS 「これは事実ですからしょうがないですよ。」
「こういうタイプの人は、論理的に考えて行動する癖を
つけながら少しずつマインドを強化するしかないのですが
やっぱり続かないんですよね。」
劇団 「マインド強化には、
①定期的な運動
②語学学習
③掃除
が有効だと納得できました。」
CS 「もし、①~③を行う人がいたらアドバイスしますが、
実際に行う場合は、わたしの記事に書いている内容を
理解した上で、
自分は揺るぎないマインドを強化するために①~③を
行っているんだ!
とはっきり、理由づけと目的意識を自分自身に言い聞かせ
ながら行うことです。 」
CS 「理由づけと目的意識の有無で効果は天地ほどの
差が出ますから。」
「①~③については、ある人物のエピソードがあるんです。」
劇団 「それについては次回の記事ですね。
神学論争タイプの説明も次回ということでいいんでしょうか?」
CS 「メイビー・・・。 」
↑
(キムタク主演「プライド」の懐かしい死語セリフと、記事中の英語の話題を
ひっかっけて軽いユーモア感を出しながらも、 次回の記事で神学論争まで
行かない可能性を考慮して、言い訳を作る余地を残して発した微妙な返答。)
実はキムタクのドラマって、ちらっと見たことしかないんだけど。
※次回の記事更新日は4月20日になります。

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