神秘行に不要なもの | 遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

背骨内部を気が通る丹道周天、クンダリニー覚醒を体験したCOSMIC SHAMANが、気功・仙道、神秘行に対する
考察を述べるブログです。

(前回の関連記事は「サウナに入ってクンダリ二ー 」です)

 神秘行に不要なもの

前回の記事で、静岡県の男性受講者K・Yさんが「サウナ→水風呂」に
入ったところ、全身が雷人間エネルのように全身がビリビリ電気に
包まれた体験を紹介しました。

> 夜、銭湯に行きました。
> サウナに12分入り、その後の水風呂での体験です。

> 水に浸り、深呼吸を1~2分くらいおこなうと、
> 急に呼吸が止まったかように、
> ゆっくりと静かになりだしました。

> 目の前が真っ白になり、周囲の音が大音量で聴こえ
> 深い瞑想状態に入りました。

> ここまではいつも水風呂で体験していたのですが、その日は更に
>強烈で ONE PIECEの雷人間エネルのように全身が電気でビリビリ包まれ、
> 全身が力で漲り、火花が目の前でバチバチと散っておりました。

> 次第に身体の感覚がなくなり、自分のビリビリした意識だけが、
> 存在しているかのような状態になりました。


その後、興味を持ったわたし自身がサウナと水風呂に入り検証してみると
以下のような体験をしました。

確かに意識が普段より少し深い状態になります。

そして、尾骨から圧力状のエネルギーが丹道(背骨内部)を上昇して頭頂に
達すると同時に百会を押し広げて気の柱が突き抜けました。

頭がすっきりして爽快感を感じました。

その後、あんまり冷たいので隣の泡ぶろに移ったのですが、その後15分ほど
会陰から背中を気が上昇する状態が続きました。

おまけに下半身もやたらと元気になっています。

ただ、周りは裸の男ばかりなのに1人下半身が元気になっていると、

「こいつ、男風呂で下半身がムスダン発射状態になっているとは、
 ○○じゃないか?」

と疑われてジムに通えなくなりそうなので、そそくさと風呂を出ました。


以上のように「サウナ→水風呂」コースで、

①意識が深くなる

②クンダリ二ーのエネルギーが強化され(帯電感・精力アップ)


という効果が得られるわけです。

その原因として前回の記事では、


①「熱→寒」の体温の急激な低下によるショックが意識の変容を引き起こし
トランス状態へと誘導する。


②「サウナ→水風呂」の温冷刺激によって、性腺・副腎といった性エネルギー
に関連する器官が刺激される。

(「金冷法」と呼ばれる精力増強法もこの原理を利用しています。)

と書いたのですが、今回はまた違った角度で解説してみます。

仙道研究家 高藤総一郎氏の著書「遙かなる虚空への道」の中に
世界各地の神秘行に関する記述があります。

「すべての神秘行に共通するプロセス」

中国仙道にせよ、西洋のインドのヨーガにせよ、オカルト秘術にせよ、
はたまたチベット密教にせよ、すべて共通した根幹をもっている。

それは仙道内部の各派が、細部では違っていても、根幹として保っている
部分と全く同じものなのである。

まず、その根幹に当るものとは何かを明らかにしていくと、ほぼ次の
四つの大きな柱がでてくる。

(1)熱をともなうエネルギー感覚

これは、仙道の小周天や大周天の時感じられるはげしい熱感で、インド
クンダリニー・ヨガでも、背骨にそって火が上昇するといった表現を
している。

欧米のオカルト秘術、アジア、アフリカ、アメリカ大陸などの
土着の呪術でも、この身をこがすような体内の熱のことをやはり
いっている。

これは呪術師が力にめざめたあかしなのである。

たとえばソロモン群島ではこうした呪術的なパワーのみなもとを
「マナ」と呼び、これが多量にあると「燃えている」状態になる
という。


このように高藤氏は、


クンダリ二ーは、インドのヨーガ、仙道、チベット密教といった

 体系的に確立された一部の神秘行のみで利用されている

 わけではない。」


と述べています。

アフリカ大陸、ソロモン諸島といった、原始的呪術においても

クンダリ二ーは利用されているわけです。

わたしから見ると、こが高藤氏の見識が優れている点で、

彼は原始的呪術からこそ神秘行の本質が理解出来ると

考えていました。

中国仙道やインドのヨーガ、あるいは西洋の魔法などに重く堆積した
文化的不純物が、きわめて少ないのである。

つまり、行法としてはよりナチュラルなのである。

このぐらい少ないと、余分なものをとり除くのはきわめて簡単である。

例えば、中国の仙道では内的熱を発生させるために、呼吸法、

下腹部の運動、意識の集中法を利用します。

インドのヨーガでは徹底したチャクラの意識の集中を行います。
(このチャクラのシンボルとしての形・色・意味合いにはインドの

 宗教的思想が色濃く反映されています。)

さらにチベット密教では仏教の文化的な影響が更に強くなります。


高藤氏の著署「秘伝!チベット密教奥義」では内的エネルギーを
活性化させる行体系が以下のように紹介されています。

〈内なる火のパワーの3つのルートの開発法〉

三脈(3つのルート)とは、,中脈、左脈、右脈をいう。

すべて内火のエネルギーが通っていくルートである。

①中脈

内火の行において中心となるルート。

ルートは脊髄の中を通り脊柱の第2椎にある海底輪

(七輪のいちばん下にあるチャクラ)から頭頂の梵穴

まで通じている。

色は火のような赤い色をしている。


②左脈(イダ)

これは、中脈の左側にある。右のこう丸から始まり、海底輪で中脈、
右脈と交わり、さらに心輪(体の,中心線で心臓と同じ高さ)で
再度、中‐脈、右脈と交わり、左の鼻孔に出たあと眉間輪(両眉の間)
で中脈、右脈と交わる。

別名・月脈。性質は涼、灰白色をしているという。

右脈(ビンガラ)

中脈の右側にある。左のこう丸から始まり、海底輪で中脈、

左脈と交わり右鼻まで上昇する。あとは左脈と同じところで

中脈と交わる。

別名日脈。性質は熱、色は紅色をしているという。

               
遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法-三脈

実はわたし自身、この三脈を通す行法を日課にしています。

と言っても本に書かれている伝統的な方法では効果が出るのに

時間がかかりそうなので、自身で開発した特殊な呼吸法と、

波動プログラミングを利用した強化バージョンで行っています。


ただ、この行法は


(1)遠隔で特殊な呼吸法を教えるのが難しい


(2) 右脈と左脈のルートの位置の違いによって波動にいろいろな

   影響が出る


(3)小周天には直接関係無い


という理由で受講者には敢えて教えていません。


あくまで、個人的な好奇心を満たすための実験として行っています。

この三脈を通す法に似たものとしては
ヨガの「カパラバティ呼吸法」が

ありますが、わたしが見てきた人は全員、片方の鼻の穴を塞いで行う

単なる呼吸法として実践していました。


実際に小周天のように三脈にエネルギーを通してコントロールしている

人は見たことがありません。


そういう理由もあり、わたしは毎日、三脈にエネルギーを流しながら
いろいろ実験しているのですが、なかなか面白い結果が得られます。

例えば、波動プログラミングで三脈に気が流れるように設定してから

パスワードを念じると、体の中心の中脈を圧力が上昇するとともに、

中脈の左右をウネウネと曲線を描きながら右脈と左脈のエネルギーが

上昇します。

わたしの場合は、エネルギーが通る過程で思念波の影響を受けやすい

喉のビシュダチャクラと、鼻の奥の詰りが取れます。

そして三脈が脳内に到達すると、最後にアジーナチャクラから気が一気に
吹き出して気分爽快となります。


この行を続けていて気付いたのですが、右脈と左脈のエネルギー量を
調節することで体の熱量をコントロールできます。

体全体の熱量が増えすぎた時は左脈(イダ)のエネルギーを増加させれば
冷めてきますし、逆に冬など寒い時は右脈(ビンガラ)のエネルギーを
上げれば体の内部から発熱してきます。

また、三脈が通るルートについても、体内のマイナスを浄化したい時は
背骨から離れた内臓の中を通せば効果的に体内の邪気を抜くことが

出来ます。

また、背骨にピタッとくっつけるように(螺旋を描くように)通すと、
クンダリ二ーが活性化して尾骨から丹道(背骨内部)をゆっくりと

上昇します。

わたしの気功の元師匠は、自分で作った気功グッズを利用して

疑似クンダリ二ーを上げていました。


その時体をリラックスさせていると、背骨の周りを蛇のように

エネルギーがウネウネと螺旋を描きながら上昇するのが

わかったそうです。

わたしは波動プログラミング以外でも、特殊な呼吸法を使って流したりも

するのですが、そうするともっと物質的な感覚としてはっきりと体内を

流れる感覚が来ます。


その場合は三脈のエネルギーが、任督脈や十二正経といった

他の気脈にも一気に流入します。


このようにわたしが行っている三脈の行法は伝統的なチベット密教とも

違っているのですが、実践してみて非常に応用の高い洗練された

行法だと感心させられます。

しかし、実は三脈の行法にはさらに先の段階があります。


①中空のイメージ


②脈上に聖なるチベット文字列のイメージ

左側には、聖なる16のチベット文字が並んでいる。

右側には、聖なる34のチベット文字が並んでいる。

③聖なるチベット文字の出入りのイメージ

それぞれの文字は、まるで絹糸のように細い。色は赤く、垂直に一直線上に
連なっていて、呼吸とともに出たり入ったりを繰り返している。

いったいどこから出入りを繰り返しているかというと、鼻からだ。

コツとしては、左右の脈に糸のようなものが入っていて、それにチベット文字が
荷札よろしくぶら下がっている様をイメージし、呼吸の力で鼻から出し入れする
ような感じで行うとうまくいく。


しかも、
内的エネルギーを活性化させる行はこれで終わりではありません。


さらに、


「内火のエネルギーの変換ポイント・七輪の開発イメージ法」

があります。

七輪とは、インドヨ-ガでいう7つのチャクラなのですが、それぞれの
チャクラごとにインドのヨーガ並みに複雑なイメージ法が必要となります。


特別サイキックな能力に恵まれていない人間が、これらの行をマスターしようと

したら数年、ヘタしたら数十年単位の労力が必要となるかもしれません。


こういった一連の行体系は、一生お寺に篭って朝から晩まで行を

続けようとする人にはいいのかもしれません。

ただ、高藤氏が言うように、そのほとんどは行の本質とはかけ離れた

文化的不純物である可能性も高いわけです。


実際、わたしも


①中空のイメージ

②脈上に聖なるチベット文字列のイメージ

③聖なるチベット文字の出入りのイメージ


を波動プログラミングを利用して行ってみたのですが、②③の

チベット文字の宗教的な波動に堆積した思念波(集合意識)が

非常に重く感じられ、胸が詰まって熱感も消えてしまいました。


わたしはシンプルに、三脈に自分のエネルギーを通しているのが
ベストなタイプだということがわかりました。

ただ、これはわたしが宇宙系の波動のためで、チベット密教の波動と

相性がいい人にはプラスに作用するかもしれません


このように1つの神秘行を行う場合、どの部分が必要なのか

不必要なのか、自分との相性がいいか悪いかを見極めながら

うまく取捨選択する必要があります。


でないと 文化的不純物過ぎない複雑なイメージ法のマスターに数年、

十年も費やしてしまったり、 かえって知らない内に自分の波動がおかしく

なってしまう可能性があります。


最後に、記事で紹介した三脈エネルギーを通す法は、クンダリ二ー上昇を

促し危険な状態を招く可能性がありますので試さない方がいいと思います。


もし実践して問題が起きてもわたしは対応できませんので、どうしても

試したいという人は自己責任で行ってみてください。



つづく




※次回の記事更新日は5月10日になります。


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