（前回の関連記事は「人が離れてゆく波動
」です）
超実用的！気功講座 第９回
気功修行者が陥る罠
自分たちの波動が「人がどんどん離れてゆく波動」に
なっていることに気付いたわたしと気功の友人は、
気功教室を辞めることを決意しました。
友人「どうやって辞める？」
わたし「１人残ったら、残った方が辞めづらくなるから、
２人一緒に辞めるしかないな。」
「気功の内容に問題があると言うと後々厄介に
なるから、それ以外の理由がいいよ。」
結局、友人は仕事のローテーションが変わって金曜の
教室に通えなくなったという仕事上の理由、
わたしは病院の残業代が出なくなったという
金銭的理由にしました。
（その気功家の方はお金は嫌いですが、
月謝はしっかり１万円取っていました。）
気功家の方は２人一度に辞める旨を伝えると一瞬.
険しい表情をしていましたが、
今までお世話になった感謝の念を伝えると、
無事に揉めることなく気功教室を
退会することが出来ました。
しかし、辞めた後もしばらくは「悟り系の人が離れてゆく 波動」
が体内に残っていました。
そこで、数日間は小周天という体内の経絡ルートに必死で気を
回して悟りの波動を排出しました。
余談ですが、わたしが知っているクンダリーニ覚醒者は
何故かタバコを吸っている人が多かったです。
タバコというのは血管を狭くして血流を悪くしますから気功には
マイナスです。
そこで彼らはみな小周天などの経絡ルートにエネルギーを回す
ことによって、体内にあるタバコの邪気を排出していました。
わたしは、
「別にそこまでするならタバコを吸わなければいいのに。」と
思いながら見ていました。
（ちなみにわたしは酒もタバコも飲みません。）
２週間ほど経ってから、気功の友人と会いました。
わたし「おっ、波動が以前と同じ感じになったんじゃない？」
友人「いや～、あれから友人とパチンコに行ったり、飲みに行った先の
女の子と仲良くなったりして、すっかり元に戻ったよ。」
わたし「波動の熱い感覚も戻ったしホント良かったね。」
こういう感じで、気功教室に通う３カ月前の状態に戻ったわけです。
今回は、たまたま勘の鋭い友人の指摘のお陰で難を逃れたわけですが、
これがもしもわたし１人であの気功教室に入会していたら、おそらく
そのまま悟りの波動に取り込まれてしまって、周囲の人がどんどん離れて
行った上に、今頃山に籠って立禅でもしていたかもしれません。
それ以来、気功の指導を受けたりする場合は、指導者の価値観や
波動の雰囲気を注意して調べるようになりました。
そして、世間一般とはかけ離れた価値観を信じていたり、
指導者の言う事に一切疑問を挟めないような雰囲気の
ところには近寄らないようにしました。
これが気功修行者が陥りやすい罠の１つで、
最初は、皆「お金が欲しい」「異性にもてたい」などという
世間一般的な理由で気功を始めるんです。
しかし、神秘行として気功指導を行っている方の中には、宗教系の霊体と
繋がっている悟り系タイプが多いんです。
そのため、気づかないうちに徐々に指導者の影響を受けて、
お金や異性への興味や縁を無くしてしまったりするんです。
わたしはこうしたいろいろなケースを見て来た結果、
自分が指導する受講者の方の願望・価値観等には出来るだけ
干渉しない事にしました。
（明らかな犯罪行為には力は貸せませんが。）
例え他人から見て間違った願望の選択だったとしても、自分の願いが
かなえられれば、その結末がどうなろうと本人に悔いは残らないと
思うからです。
次回は人を自分のもとに引き寄せる方法を説明します。
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