真の愛、誠実さ、繋がり感。
こういう言葉に、どんな印象持ちますか?

あたたかい気持ち?
安心する気持ち?

こうした感情の向こう側に、優しい人々の平和なくらしがあるのでは、と感じます。

そしてこの言葉には、岡井仁子さんを思い浮かべてしまいます。
岡井仁子さんとは、私の大事な親友の、素敵なお母さまです。
調べたら、めちゃくちゃ驚く程に精力的に、大変意義ある活動をされていらっしゃいました。
少しずつ、紹介したく思います☺️

2020年、84歳で亡くなられ、私の親友が、そして他の遺族で講演など活動されている、山口さんが遺族としての活動を引き継いでいらっしゃいます。

1983年の大韓航空機撃墜事件で、岡井さんの大切な息子さん夫婦が巻き込まれてしまった。それが平和だった家族の暮らしを、一変させてしまいます…

大韓航空機撃墜事件


この動画を見ると、さすがに言葉を失ってしまいます…なんて酷い事件に巻き込まれてしまったのか。

想像出来るでしょうか??
外国に住み、離れて暮らしていた大好きな大好きな家族が乗った飛行機が、撃墜事件に遭遇し、消息不明な状態が続いてしまう…
もうすぐ会えるはずの、愛する家族がとんでもない事件の渦中に巻き込まれてしまうという、この苦しみは本当に本当に、想像を絶します。

きっと、岡井仁子さんも、当初は怒り、悲しみ、そういった苦しい思いが深く突き刺さっていたのだと私は想像します。
でも、母としての強く深い深い愛ゆえに、家族の協力のもと、活動をすすめていくうちに、【本物の愛(家族への愛と、人類愛)、誠実さ、繋がり感(苦しみを超越して平和を願う)】といった人類の文化の普遍的なところに辿りつかれたのでは。と感じたのです。

大韓機撃墜35年、遺族ら追悼演奏会 宮崎・国富町「死を無駄にしない」
2018/10/13 西日本新聞

家族への強く深い愛が、普遍的な人類愛へ繋がっていく。だからこそ、この仁子さんの活動は、周囲の人達の心に灯火がともり、広がっていったのではないでしょうか。

これに強い共感を覚えた私は、
改めて、この事を皆に知っていただいて、
この時代よりも、より多くの人々が飛行機に乗り外国へ渡航する機会が激しく増えた今、どうか他人事と思わず、何かしら感じとって欲しい。まだ何も解決しとらんばい

と、ブログを書く覚悟をきめたのです。