お疲れ様です、kaiです☆


米リーマン、6─8月期は39億ドルの赤字(ロイター)
米リーマンが資産運用部門売却で厳しい掛け引きに直面(ロイター)

米証券大手リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの第3四半期(6-8月)決算は、
純損失に確定しました
その額、39億3000万ドル(1株当たり5.92ドル)だそうです


思い出せば……第2四半期(3-5月)は、上場以来初の純損失
その額、27億7400万ドルでした
原因は、住宅ローン関連資産などに含み損が出たこと等により、
40億ドルの損失を抱えたこと
経営手法への不信感や、業績悪化を見越され、
株価は年初60ドルの半分以下である25ドルに落ち込んだ

そういうわけで、資本増強とCFO更迭に踏み出したわけですが、
信頼の回復と損失計上の完了は、簡単には済まなかったようです

ヘッジや債券価格上昇で22億ドルの利益を計上しながらも、
住宅ローン関連のみでも53億ドルの損失……
一株損失5.92ドルも、アナリスト予測平均の3.43ドルを大幅に下回っています
オーバーナイトの上げ幅も縮小するわけですね


そういうわけで、リーマンは身を削る対策に出ているわけです

・投資運用部門の約55%を売却する意向

  →「ニューバーガー・バーマン(資産運用事業)」、
   「プライベート・エクイティ(非上場企業への投資事業)」、
   「ウェルス・マネジメント(富裕層向け資産管理事業)」などが含まれる
   特にニューバーガーの売却は、リーマンの相当の疲弊を表していると解釈できる

  →「パートナーとなり得る複数の相手と交渉中」(リーマン)
   「コールバーグ・クラビス・ロバーツ」、
   「ヘルマン&フリードマン」、
   「ベインキャピタル」などが交渉で先行しているとの事(関係者筋)

  →投資運用部門全体の推定価値は80億ドル
   入札は12日?、売却発表は10月?

・40億ドル相当の英国住宅ローン・ポートフォリオを売却交渉中

  →交渉相手は「ブラックロック」

  →数週間以内で売却完了の見通し

  →住宅ローンのエクスポージャー(市場価格変動への露出度)を、
   47%削減し132億ドルとする方針

その反面、追加の資本増強をせず、
年間配当を9割以上カットして4億5000万ドル浮かせるようですが、
市場は納得するのでしょうか……


ダグ・ロバーツ(チャネル・キャピタル・リサーチ首席投資ストラテジスト)
「リーマンの先行きをめぐっては基本的にまだ不透明感が残っており、問題は解決されていないと投資家はみている」

エリック・ウェバー(フリーマン最高経営責任者)
「ニューバーガー・バーマンは関係者が興味を持つであろう一流資産で、売り手は資本が必要な疲弊した企業。これは関心だけでなく、ちゃんと機会を伴った取引だ……関係者は血のにおいを嗅ぎ取っている」


投資家の信頼を今度こそ回復し、
新しい形態に生まれ変わることができるか否か
今四半期はリーマンにとっての本当の正念場でしょう

また、リーマンの資産売却先にも注目です


kaiでした☆