kaiです☆
さてさて、今日は金融工学の話です!
でも難しいですから、
数学は出しません
さて、今日は私の大好きな坂本竜馬の話でもあります!
坂本竜馬と言えば、
大政奉還で倒幕を決定付けた最重要人物ですね
藩州政治であった当時の日本が、
海外からの脅威を客観視できなかった時代に、
勝海舟から早期に国際的視点を教示され、
新しい日本の政治を誕生させる為に全国を奔走しました
これ程までに実行力に長けた政界人は、
明治以後未だに居ないのではないかと思います
それも、竜馬の死にかまけて日本を藩閥政治→間接民主制にしてしまった、
明治以後の日本人の責任かもしれません
その話はともかくとして
坂本竜馬は新生日本政治の始祖であるだけでなく、
新生日本経済の始祖でもあります
当時は商人の営む商店はお家芸のようなもので、
世襲制の個人商店のようなものが多かったです
そこに、坂本竜馬は「カンパニー」の概念を投入しました
働く人間は同志を集わせ(仲間=カンパニー)、
資本は協賛してくれる藩や豪商から出資を願う(カンパ=カンパニー)
利益の一部を出資者に還元して満足させる(出資と経営の分離)
これが「亀山社中」、後の「海援隊」、そして岩崎弥太郎が引き継いでの「三菱商事」です
幕府からお下がりの黒船を借りて藩間貿易をしていたわけですから、
自前で購入した資産は殆ど無い事になります
既に本格的な商社業だったわけです
さて、坂本竜馬に自覚があったわけではないでしょうが、
この人物は立派なアレンジャーでもあります
アレンジャーとは、スワップ取引を紹介・仲介するスペシャリストです
財務におけるコンサルタントであり、プランナーでもあるような人です
スワップ取引とは、
一般的な意味では、複数の人の「利益」を交換する取引です
利益を交換してどのような得があるのか
それは、例えば以下のような場合です
おでん屋さんとアイスクリーム屋さんがあったとします
どちらも屋台業で、年間を通して営業していたとします
どちらの店も、年間を通して利益を出しますが、
当然ながら季節によるバラつきがあります
アイスクリーム屋さんは夏は繁盛ですが、冬は大人しく営業します
おでん屋さんはその逆です
この時、もしアイスクリーム屋さんの夏の利益見込みの一部と、
おでん屋さんの冬の利益見込みの一部を、
互いに交換する約束をしたらどうでしょうか
年間を通して、安定した利益を期待できますよね
このように、条件を交換してリスクを減らす取引を、
スワップ取引を言います
実際には、リスクを交換する事もできますし、
お金やモノを交換するものも広義のスワップです
さて、坂本竜馬の話に戻します
坂本竜馬のアレンジしたスワップ取引として、
かの有名な「薩長連合」が挙げられます
米不足だがイギリスから買い付けた武器で軍事力のある薩摩と、
米はあるが貿易ができずに武器の調達ができない長州
幕府による長州討伐が迫っていた時期に、
いがみ合う両藩の感情的問題をクリアして連合に結びつけた薩長連合は、
政治的史実としても素晴らしいものです
この際、坂本竜馬のアレンジは「コメスワップ」だ、
と様々な解説で言われます
コメスワップは、米と他の物資を交換する取引です
この場合は、長州の米と薩摩の武器を交換したと、
多くの解説者は言いたいのでしょう
しかし、薩長連合は厳密には「コメスワップ」ではありません
長州は、武器の対価を薩摩に支払っていました
では、米は何のために渡していたのか???
実は、長州は薩摩に「米」を提供する代わりに、
薩摩から「武器を調達する権利」を得ていたのです
(長州の方が立場が低かったので、これで初めて調和したのでしょう)
これは非常にテクニカルなスワップと言えます
なぜなら、米の試算は比較的簡単ですが、
権利の試算は複雑だからです
しかしながらスワップ取引の特徴は、
取引者間で等価と認識されるのなら、
どのようなもの同士でも交換できるという点です
このような取引を持ちかけ、
調和点を見出した坂本竜馬
本当にすごいアレンジャーですね
kaiでした☆
さてさて、今日は金融工学の話です!
でも難しいですから、
数学は出しません
さて、今日は私の大好きな坂本竜馬の話でもあります!
坂本竜馬と言えば、
大政奉還で倒幕を決定付けた最重要人物ですね
藩州政治であった当時の日本が、
海外からの脅威を客観視できなかった時代に、
勝海舟から早期に国際的視点を教示され、
新しい日本の政治を誕生させる為に全国を奔走しました
これ程までに実行力に長けた政界人は、
明治以後未だに居ないのではないかと思います
それも、竜馬の死にかまけて日本を藩閥政治→間接民主制にしてしまった、
明治以後の日本人の責任かもしれません
その話はともかくとして
坂本竜馬は新生日本政治の始祖であるだけでなく、
新生日本経済の始祖でもあります
当時は商人の営む商店はお家芸のようなもので、
世襲制の個人商店のようなものが多かったです
そこに、坂本竜馬は「カンパニー」の概念を投入しました
働く人間は同志を集わせ(仲間=カンパニー)、
資本は協賛してくれる藩や豪商から出資を願う(カンパ=カンパニー)
利益の一部を出資者に還元して満足させる(出資と経営の分離)
これが「亀山社中」、後の「海援隊」、そして岩崎弥太郎が引き継いでの「三菱商事」です
幕府からお下がりの黒船を借りて藩間貿易をしていたわけですから、
自前で購入した資産は殆ど無い事になります
既に本格的な商社業だったわけです
さて、坂本竜馬に自覚があったわけではないでしょうが、
この人物は立派なアレンジャーでもあります
アレンジャーとは、スワップ取引を紹介・仲介するスペシャリストです
財務におけるコンサルタントであり、プランナーでもあるような人です
スワップ取引とは、
一般的な意味では、複数の人の「利益」を交換する取引です
利益を交換してどのような得があるのか
それは、例えば以下のような場合です
おでん屋さんとアイスクリーム屋さんがあったとします
どちらも屋台業で、年間を通して営業していたとします
どちらの店も、年間を通して利益を出しますが、
当然ながら季節によるバラつきがあります
アイスクリーム屋さんは夏は繁盛ですが、冬は大人しく営業します
おでん屋さんはその逆です
この時、もしアイスクリーム屋さんの夏の利益見込みの一部と、
おでん屋さんの冬の利益見込みの一部を、
互いに交換する約束をしたらどうでしょうか
年間を通して、安定した利益を期待できますよね
このように、条件を交換してリスクを減らす取引を、
スワップ取引を言います
実際には、リスクを交換する事もできますし、
お金やモノを交換するものも広義のスワップです
さて、坂本竜馬の話に戻します
坂本竜馬のアレンジしたスワップ取引として、
かの有名な「薩長連合」が挙げられます
米不足だがイギリスから買い付けた武器で軍事力のある薩摩と、
米はあるが貿易ができずに武器の調達ができない長州
幕府による長州討伐が迫っていた時期に、
いがみ合う両藩の感情的問題をクリアして連合に結びつけた薩長連合は、
政治的史実としても素晴らしいものです
この際、坂本竜馬のアレンジは「コメスワップ」だ、
と様々な解説で言われます
コメスワップは、米と他の物資を交換する取引です
この場合は、長州の米と薩摩の武器を交換したと、
多くの解説者は言いたいのでしょう
しかし、薩長連合は厳密には「コメスワップ」ではありません
長州は、武器の対価を薩摩に支払っていました
では、米は何のために渡していたのか???
実は、長州は薩摩に「米」を提供する代わりに、
薩摩から「武器を調達する権利」を得ていたのです
(長州の方が立場が低かったので、これで初めて調和したのでしょう)
これは非常にテクニカルなスワップと言えます
なぜなら、米の試算は比較的簡単ですが、
権利の試算は複雑だからです
しかしながらスワップ取引の特徴は、
取引者間で等価と認識されるのなら、
どのようなもの同士でも交換できるという点です
このような取引を持ちかけ、
調和点を見出した坂本竜馬
本当にすごいアレンジャーですね
kaiでした☆