こんにちは、kaiです☆

ヒース・レジャーのジョーカーはドンピシャだと思います


次回作はリドラーだとか?
俳優候補にジョニー・デップが挙がっています
是非ともやって頂きたいです

ビギンズの最後に、今回のダーク・ナイトの伏線がありましたね
現場に残されたカードの絵柄は「ジョーカー」
これこそ、コミック史上最も危険なマーダー・サイコパス、ジョーカーの手口です


バットマンは、以前の映画シリーズで表現されたような、
シュールでコミカルな悪役と戦う正義のヒーローの物語ではありません

むしろ、この新シリーズの方が近いのです

巨大な街ゴッサムは、マンハッタンのパラレルです
世界経済が集中していると同時に、貧困と凶悪犯罪が蔓延っています

その中を暗躍するバットマンも、
決して善意のヒーローではありません
その心の裏には、怒りと憎しみが燃えたぎっている事が、
ビギンズではしっかりと描かれました

通常のヒーローは、ヒーロー稼業を隠している為、
ヒーローは度々、様々な日常の現実と、正義の心との板挟みになります

しかしバットマンの場合、
怒りや憎しみ、恐れや悲哀との板挟みも抱えています
これが、ダークヒーローの典型となった由縁でしょう


古典的な悪人であるはずのジョーカーが、
今になって奇妙に現代的に見えるのも不思議です

現代社会に潜む闇は、今も昔も変わらないということでしょうか


思想なき時代
理由なき時代
正義なき時代

ポストモダンも最早廃れ、
今やポストポストモダンの時代でしょうか

しかし社会全体、
いや、人間自身が持つ問題は、何も変化していません
そして、その問題に対処する方法もまた発達していません

分かり易いのは、温暖化問題です
ずいぶん以前から取り上げられ、
対策を喚起されていながら、
とうとうここまで来てしまいました
なぜ、「分かっているけど止められない」のでしょう?

それは、人間が人間自身をよく知らないからです
科学万能主義、理論主義など、無力なのです
理性など、欲望が生み出した陰にすぎません
欲望のエンジンに対し、理性などブレーキとしては脆弱すぎるのです

だから誰もが、
口では言いながらも実行しません
これは環境問題だけでなく、あらゆる社会問題に対して同じ事が言えます


今、まさに人類は単独チキンレースをしています
生命はガソリンタンク、欲望がエンジンに直結したアクセルです
崖っぷちを落ちれば即死

理性のブレーキだけでは間に合わない
だから、感性のハンドルも切らなくてはならないのです

ブレーキさばきとハンドルさばき
その絶妙なコンビネーションが命を救う
ここのコントロールこそがドライバーの知性なのです

では、現代人は誰に知性を求めれば良いのでしょうか
それが根本的な問題です


マンハッタンをモデルにしたゴッサムは、
ニューヨークばかりでなく、世界中のあらゆる都市を皮肉っています
そして全ての個人の心もまた、都市のようなもの


さて、誰に知性を求めますか?


kaiでした☆