家計簿とは無縁の生活。物価高騰が話題になってるけど､毎月光熱費にどれくらい払ってるのかも氣にしたことがなかったので､光熱費の請求が増えたかどうかさえ分からないありさま。 友人と話していて､さすがにそれはないかもな…と年末､大まかなお金の出入りを見てみようと思い立った。
で､ある日､滅多に見ることのない銀行の明細見てたら､100€ちょっとの謎の引き落としに氣づいちゃったのよ。
検索してみたら､今の家に越してくる前に住んでたパリ郊外のアパートに掛けてた住宅保険の会社だった。
すぐさま電話。「こちらのデータではまだ契約中と言うことになってるので一年分まとめて引き落としさせていただきましたが､退去時にお部屋の状態を確認する際に作成された日付入りの書類があると思いますので､そちらを送っていただけたら､データの残ってる2年間分返金致します」
えーっ‼️ 住所が変わっても同じ保険キープできるってことさえ知らなかった常識知らずの私だけど､新しい保険に入り直した際に､古い方には解約の書留送ったはず…問い合わせのメールをしたところまでは覚えてる。もしかしてこの会社も詐欺なんとちゃいますの！？
なんだけど…何しろ4年近く前のことなので､本当に書留を送ったかどうか､はっきりとした記憶はない。毎度のことながら､詰めの甘かった私も悪い…しょぼ〜ん
電話を切った後､郊外のアパートの書類をまとめてあるファイルを開いたけど､その書類だけが出てこないっ。不動産会社を通さない個人同士の契約だったので､もしかして書類作ってもらってない！？ 当時の大家さんに書留とメールを送ったが､年が明けても返事がない…
保険会社に事情を話すと､「だったら電氣か固定電話の解約書類はありませんか？」
それもない…大家さんが同じ敷地内に住んでたから､電氣代は大家さんがアパート入居者の分をまとめて払って､入居者のところには各自の部屋で使った分の請求が大家さんからあって､現金で払ってたんだよね…
あちらは「と言うことでしたら､郊外のアパートとパリのアパートの両方を借りていらっしゃる可能性があるので返金は難しいかもしれません」
いつもの私だったらそこで「面倒だからまぁいいや､潔く忘れよっ
」となるのだが､解約連絡後も2ヶ月間に渡って不正な引き落としを続けた詐欺の保険会社のこともあったし､これはお金をもっと大事にしろという宇宙からのメッセージのような氣がする。
だから粘りました。
フランスには家賃の一部を国に負担してもらえるAide Personnalisée au Logement (APL) という制度がある。保証人が見つからない移民は､収入に比べて割高のアパートを借りなきゃいけない率が高いと思うので､この制度の恩恵被ってる人は多いんじゃないかな。私はAPLの受給証明書を遡れるだけ遡って請求して保険会社に送り､「２つのアパートを借りる経済的余裕はない」と主張してみた。
保険会社とバトる覚悟で「いつでもかかってこい！！」と機関銃を構えていたが､
先週あっさり2年分の保険料が返ってきて拍子抜け…
近所に住む「親戚のおばちゃん」も解約の連絡を入れた後も､保険料を引き落としされてたことあったって昨日言ってたので､今回の件も向こうのミスってこともありえるよね…
ブロ友さんに「シャーマンさんはいつも戦ってるイメージです」と言われちゃって爆笑したけど､日本じゃ考えられないことが日常的に起こるここ､フランス。
鎧脱ぎたいけど脱いだらペチャンコに潰される可能性無限大♾。いつまで続くんだ､サグライフ… まぁ今回は大きな戦にならず良かった。返ってきたお金はもう少し暖かくなるまで待とうと思ってたバニ子の避妊手術代(うさぎのメスは子ども産まないと3才以上になると婦人科系の重い病氣にかかること多いから避妊手術が推奨されてるんだって…
)にする予定。宇宙のカミサマありがとう
こちらは被害者続出ホンマもんの詐欺会社です。返金するとは口ばかりで2年経ちました。署名リンクもあるんで4649です
↑友人に甘えるバニ子さん。昨日は2度目のうさパンチを食らって､殺されるかと思ってビビったけど(全然痛くない)嬉しかったです
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