しばらくの間は、過去にfacebookにアップした記事のコピペ。

 

2012/11/14

今週は「神亀(しんかめ) 手造り純米酒」(五百万石・美山錦)。
埼玉県蓮田市。
神亀酒造株式会社。

今まで言いませんでしたが、純米酒のなかでは、この神亀こそが東の正横綱です。...
異論があっても、勝手にそう断言します。
では何故、横綱なのか?

それはこの蔵の「すべての製品が純米酒」だからです。いわゆる「全量純米蔵」なわけです。

いまいちピンときませんか?では少しだけウンチクを述べます。

皆さん、日本酒って何から出来ているか知っていますか?
「バカにすんな、コメからに決まっているだろ」って答えますよね?
じゃあ普段お店で見かける日本酒は、ワンカップから大吟醸に至るまで、すべて純米酒ですか?
違いますよね?
安い酒は醸造アルコールを添加して、「カサ増し」しているわけです。

蕎麦で例えると判りやすい。
十割蕎麦や二八蕎麦があるかと思えば、ほとんど小麦粉だけの蕎麦もある。
で前者は、造るのに蕎麦粉がたくさん必要。だから値段も高い。
日本酒だってアルコールをたくさん足して造れば、コメの量も少なくて済むし、少々粗悪でも大量に製品化できる。
でも太古の昔より、酒はコメだけで造られていた。

神亀酒造は昭和62年の時点で全量純米蔵になりました。
戦後初となる全量純米蔵です。

全部の製品が純米、つまりコメだけ。
当然、原料米は他の蔵より必要。大量生産もできない。
「英断」というより「無謀」です。
でもやってのけた。そのことに俺は敬意を表したい。

呑んでみました。もちろん骨太です。一徹です。
旨み、辛さ、酸味、どれをとってもその辺の酒より1.5倍増し。
「冷や」で呑むと辛さが冴えわたり、「ぬる燗」にすると酸味が冴えわたる。
でも旨みは常に追いかけてくる。
フルボディだが優しい、頼りになるヤツです。
#日本酒
#SAKE