Impala Syndrome 再発 | サイケデリック漂流記

Impala Syndrome 再発

Impala Syndrome
Impala Syndrome
Impala Syndrome

南米はベネズエラ出身の5人組、Impala Syndromeが1969年にリリースした唯一のアルバムがGear FabからCD再発されます(3月20日発売予定)。

彼らはベネズエラでLos Impalaとして結成されたのち、1965年にスペインのマドリードに渡って活動。数年後に渡米して、シカゴで本作を制作・リリースしています。ということで、USサイケとしてFuzz, Acid & Flowersにもエントリーされています。

メンバー写真には、どこのギャング団かと思うようなコワモテのお兄さんたちが並んでいるのですが、音は意外にも繊細系のボーカルをフィーチャーした、メロディアスでメロウ&メランコリックな楽曲が飛び出してきたりします。ビートチューンやヘヴィサイケナンバー、地元南米のフォルクローレをベースにした曲などもカッコイイ(「どサイケ」チューンあり)。随所に歪み度の高いファズギターが入っているのもシビれます。

全編違和感のない英語で歌われていて、演奏やソングライティングも堂に入っている・・・というと、同郷のLadies WCを連想してしまいますが、彼らに勝るとも劣らない、聴き応えのある好盤だと思います。

Track Listing :
1. Too Much Time
2. Love Grows A Flower
3. Children Of The Forest
4. For A Small Fee
5. New Love Time
6. Let The Try It
7. Land Of No Time
8. I Want To Hug The Sky
9. Leave, Eve
10. Run (Don't Look Behind)


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