Sixpentzのコンピ発売！

Sixpentz
Summer Girl: The Complete Recordings

テキサス出身のSixpentzは、レココレのサイケ特集号でも取り上げられていたFun and Gamesの前身。Sixpentzとしては'67年にシングルを２枚出しているだけで、その中の１曲の"Imitation Situation"は"Mindrocker"というガレージコンピ（CD13枚組！ いま見たら最近また再発されている模様）に収められていました。また、さらにその前身であるSix Pentsとしては1965～66年に数枚のシングルを出していて、そのうちの"She Lied"がいくつかのテキサス関連コンピなどに収録されていました。

今回発売されるコンピは、ソフトロック関連のリイシューで最近注目のNow Soundsからのリリースで、SixpentzとSix Pentsの全シングルに加え、Fun and Gamesとなってからのカットや、Gary Zekleyプロデュースによる未発表曲を含む全17曲（16頁カラーブックレット付属）となっています。amazonでは3月10日の発売予定。

Fun and Gamesは、大半の曲をプロデューサー／ソングライターのGary Zekleyが書いていることもあり、ソフトロックのガイド本の解説などでは、Yellow BalloonやCliqueと同様の、Garyが主導したプロジェクト的なニュアンスが強かったように思います。今回、その母体であるSixpentzがリリースされることで、バンドとしての実体の部分もいっそう明らかになることでしょう。Fun and Gamesの過去記事はこちら。