
先日のお花見では桜はまだ7分咲き。
少々肌寒くても、素晴らしい快晴に恵まれた日曜日。
桜の美しいM通りの緑道には、赤、白、ブルーと洒落た露店のテントが立ち並び、
老いも若きも誰もが心から寛いで、
それはそれは幸せそうに日本の春を満喫していた。
このシーズンは、桜の花のお陰で日本国民の幸福感がアップしているかも。。。
一年前の自粛ムードと違って、この華やいだ雰囲気が嬉しかった。
少しでも長く桜の花を楽しみたかったけれど、
翌日、いきなり気温が急上昇!
11℃から、一気に24℃になり、初夏並みの汗ばむほどの陽気が続いた。
桜が気になってしかたないのに、それから数日間行けなかった。

3日たち、きょうの天気は下り坂。
おまけに風がとても強い。
桜が散ってしまう。。。
きょうこそ絶対見に行かなくちゃ!
超特急で、出先から桜並木の緑道に向かった。
一歩足を踏み入れ。。。。思わず息を呑む。。。。
時折小雨が降る薄曇りの空に、
まるで薄紅色の霞のように
大きくふくらんで連なる満開の桜並木。。。。




風が吹くたびに、世界が真っ白になるほどの花びらが降り注ぎ、
宙をすべて埋め尽くし、
生き物のように、流れ、うねり、舞い踊る
一面のさくら吹雪。。。。
ただただ見とれ、上を向いて。。。
歩いていることさえ忘れて。。。
そこには、私も、時間もない。
私は、桜の花びらであり、すべての空間。。。
。。。。。。。。
気が付くと風が止み、雨足が強くなってきた。
至福が私を満たしていた。
そのまま踊るような心で、
しっとりと雨に濡れた美しい家路につく。




桜、花々、木々や地面、視界に映るものすべてが輝いて見えた。
畏敬の念に打たれ、涙が溢れそうになる。
雨粒が向かってくる空を一瞬仰ぐと
次の瞬間、にっこりと微笑む。
きょうも、世界は本当に美しい。