美女と野獣/Beauty and the Beast (ピアノ.ver)
醜い野獣は、“真実の愛”を受けることで本当の姿を取り戻します。
これは現実の人間関係・・・特に家族や、恋愛関係・夫婦関係など、
深い関係の中での真実を物語っていると思います。
醜いと思える相手も、自分が愛の精神に目覚めることで、意外な美しい面を見せてくれるものです。
そこに見つけた愛は、単なる好き嫌いの感情を越えた“真実の愛”。
泥の中から咲き出でる蓮の華。
人と人は、それを体験するために深い絆を結ぼうとするのだと思います。
では、醜い相手に対する愛とは、具体的にはどのようなものでしょうか?
僕は、取り敢えず、相手という1個の“歴史とその重みをもった魂”を、
理解しようと努力することが、愛の始まりだと思っています。
それは好き嫌いといった感情を越えた純粋な“意志”です。
人は、その愛の結果として生まれた“真実の光”を体験するために、
わざわざこの世界に生まれて来ているのだと思います。