今年も、108の煩悩を祓うべく、除夜の鐘が鳴り響く時間帯がやって来ました。
さて、108の煩悩っていうのは、たくさんの煩悩ってことらしいですが、
やっぱり数には意味があって、100+8という形で「8」がはみ出しているということは、
煩悩の代表は8つに分類できるんじゃないかと思いますね。
奇しくもキリスト教に言われる「7つの大罪」は、元々は「8つの枢要罪」だったそうですし。
西洋と東洋の伝統を貫く「数」というものの神秘ですね♪
因みに「8つの枢要罪」というのは以下です。
「暴食」「色欲」「強欲」「憂鬱」「憤怒」「怠惰」「虚飾」「傲慢」
さて、罪=罰、という等式が人類の無意識に根付いていますが、
それはちょっと正確ではないなあと思います。
これらの8つの煩悩は、結局のところ全て、「欠乏感」という真実の誤認から生まれるんですよね。
だから「欲」という字は、「谷」に「欠ける」と書きます。
そしてその「欠乏」という思い込みを現実化してしまう。
その現実を見て、さらに「欠乏感」を膨らませ・・・「欠乏感 ⇔ 欠乏の実現」
という運命の悪循環にハマる。
罰というよりは、欠乏感や無意識の罪悪感などで、
自ら厳しい現実を創り出してしまっているという考えです。
残酷な罰を与えるなんて、本当の神様じゃないよ~~
なので、これらが幻想であることを看破し、“今という奇跡” に焦点を当て、
自ずから生まれる“感謝の大海”に身を浸し、本来の満たされた状態に戻っていくべく、
108の鐘に耳を澄ませたいものです。
まさに魂の夜を除いて光に還る・・・「除夜の鐘」ですね♪
ボーーーーーーーーン・・・ヽ(^-^)ノ
さて、初詣に行きますか・・・♪