スコット・ウォーカーの唄う愛の詩は哀しみで満ち溢れています。
ブレルの愛の詩も、彼が唄うすべての愛の詩には彼自身の繊細な心模様が現われています。
憂いのある柔らかな声と優れた歌唱力は、ひとつの絵となって私の心の深淵に辿り着きます。
虹色の声
虹色の心
虹色のスコット
もしかして・・・
貴方は やっぱり魔法使いなのかしら
~TWO WEEKS SINCE YOU'VE GONE(君が去って二週間)~1969年SCOTT3
君が去ってから二週間が過ぎ
僕は裏通りのゴミ箱をあさる
浮浪者のように情けない気持ち
眠りを知らない都会の夜に 僕が通った時
僕と同じ悲しみに 友達の顔にも浮かんでた
先週の金曜にドンとケリーは旅行に出ちまった
僕もあの娘と別れてから家に帰っていないんだ
この道を もしもずっと歩いていたら
君は目の前に現われるかい
君は甘い夏の日を誰と一緒にいるのだろう
雨の泥道を歩きながら僕は君を探している
僕の心の川の流れは君の海へと続いているんだ
だから目を閉じて待っていたら
君は帰ってくれるだろうか


