ああ、マヂエル様、
どうか憎むことのできない敵を
殺さないでいいように
早くこの世界がなりますように、
そのためならば、
わたくしのからだなどは、
何べん引き裂かれてもかまいません。
宮沢賢治 「烏の北斗七星」より
昨夜、合唱団のコンサートで聴いたうた。
宮沢賢治の世界にうたで触れ、涙が溢れた。
コンサートや映画などで
感動の涙があふれるとき
いつも思うのだが
涙が溢れだしたら自動的に椅子の両サイドから鉄の板かなんかが現れて
私を頭まで隠してくれたらいいのに、と
もっと思い切り泣けるのに、と
あまり泣いているのを人に見られたくない私は、その都度思うのであった。
しかし、
涙と笑いをこらえられない私は
結局人前であろうと、泣くときは泣くし
笑うときは笑ってしまう
のであった。