当時はデジタルDJなんてものは非現実的であった為、海外のアーティストもCDJはおろか、アナログレコードのバッグをいくつも持ってきているというのが当たり前の時代でした・・・
時は流れ2011年現在では、DJ達は次々デジタルDJやCDJメインに以降しているのが当たり前になり・・・。ついにはTechnicsブランドが消えるというDJの間では衝撃的なニュースもありました。
僕はしばらくDJ活動をしていなかったのですが、アナログレコード入手困難な今、DJとして声をかけられる事が増えて、今後の事を考えて・・・。と一案件の収入を全部デジタルDJに費やしました。
良くわからないけれど選んだのは
Native Instruments社のTRAKTOR SCRATCH PRO
というソフト。
このソフトは要するにコンピューターにソフトをインストールすると、オーディオファイルを読み込んで再生してくれる至ってシンプルなモノ!
もちろん、コンピューター内部でミックスまで出来てしまう代物なんだけれど、DJという事で一応、付属のAudio InterfaceをUSBで接続!
そのインターフェイスからマルチコアケーブルを接続して、DJミキサーに接続するのだ。
すると当然出音はDJミキサーにアウトされるので、TRAKTOR上でBPMを合わせてミックスすれば良い。しかも、Sync機能を使えば自動的にBPMを検出するので例えば”BPM132”と設定してやれば、全ての楽曲が自動的にBPM132で再生される為、ターンテーブルが不要。なんて未来的なんだ!
(余談だが昔のサンプラーなんてタイムストレッチするだけで数時間かかったのに!)
でね、さらにスクラッチプロという名前がついているだけあって、なんと専用の信号が入ったレコード盤をターンテーブルに置いて針を落とせば、そこに刻み込まれた信号をレコード針が読み取って、mp3だろうがwav/aiffだろうがAACだろうが読み込んでTRAKTORに立ち上がっている音を操作できる。
つまり専用のレコードをスクラッチすれば、TRAKTORにセットされている曲もスクラッチされる。
書かなくても解ると思うけれど、まるでレコードから音が出ているような感覚になる。
針を置いてバックスピンしたり、手で止めたりするとTRAKTORにセットされている音も従来のアナログレコードを触っている感覚で操作できる。

これが”TRAKTOR SCRATCH PRO”。
何を今更!という素人みたいな説明だけれど、僕が最初にクラブでライブをした時はパソコンをメインに使う事はあり得なかったんです。
ラップトップマシン(ノートPC)なんか、非力すぎて、いつ止まってもおかしくない。
タワー型の、いわゆるデスクトップのコンピューターを使っても、MIDIシーケンサーを走らせるだけでも恐ろしい。
今なら、ノートPCでMIDIどころか、オーディオ、ソフトシンセ、さらにエフェクトまでかけてバキバキにライブできる。
これはテクノロジーの進化が凄いという事だ!!!!(強調)
そして、僕はそのテクノロジーの速度に適応できていないという事なのだ!!!!(超強調)
次回は「デジタルDJを選ぶ基準」とか「デジタルの音質」とかを書こうと思っております。段々マニアックな話になっていく予定。
多分、最後は周波数の話になっているハズだ。(いったい何を書けばそうなるのかわかりませんが。。。)