リアクションペーパーでの質問や感想、ありがとうございます。
講義は皆さんとの相互作用です。改善すべき点は改善し、よりよい講義に
していきたいと思っていますので皆さんのご協力をお願いします。
それから「面白かった」「分かりやすかった」という感想、とても嬉しいです。
ありがとうございます(^^)
これからも頑張ります(><)ノシ
質問の回答に入る前に、まず「馴化」と似ているけれども違うもの(順応)について
お話します。
・順応
→馴化と同じように、「同じ刺激が与えられることでその反応が鈍くなること」で、
主に神経系の興奮が関与しているものを言います。
例えば、「映画館に入ると真っ暗で何も見えないけれど、だんだん目が慣れてくる」のを
順応といいます。
これにたいして、馴化は注意が関与する反応です。
騒音にはじめは反応していたけれど、だんだんなれて注意を向けなくなるのが馴化です。
同じように、甘いものを食べていてだんだん慣れてくる(飽きてくる)のも馴化といいます。
・痛覚は馴化を遅らせると思うのですが、痛覚も馴化にはいるのですか?
・痛みや疲労になれる=馴化?
・痛みや疲労を気にする=脱馴化?
→痛みは神経系の反応ですので、「順応」にあたると思います。
ただ、痛覚は比較的、順応が起こりにくいです(生命の危険につながる恐れがあるため)。
・マラソンではじめは苦しいのに長く走り続けていると苦しみを感じなくなるのは
馴化ですか?
→走り始めのうちは、まだ心肺機能が十分に活性化していないために苦しいようです。
そのため、走り始めて10分程度で楽になるのは機能の向上のためで馴化ではないと思います。
・正座ではじめはきつくても、座っていくうちに平気になるのは馴化ですか?
→う~ん、難しいですね~。というのは状況によるからです。
「習字など、長時間座ることを何度も繰り返して上手く座る方法(しびれないで座る方法)を獲得する」
でしたら学習ですし、「しびれていることに注意を向けなくなる」でしたら、馴化です。
単に「しびれて感覚がなくなる」でしたら、順応だと思います。
・中性刺激を与えることを対呈示というのでしょうか?
→対呈示の「対」は「一対(ペア)」の対です。
対呈示とは「ペアにして示すこと」です。
・印象を与えることを強化というのでしょうか?
→古典的条件付けでいう強化とは、無条件刺激と条件刺激を何度も与えることです。
・先生の出身地はどこですか?
→ 山梨です~(・~・)
もしかして、イントネーションがおかしい??(・・;)
・原始反射に障害が見られた場合、治す術はないのですか?
→健常児と同じ反応にすることを「治す」というのでしたら、その方法はないといえます。
ただ、方向感覚が低い人(私がそうです;)が、道に迷わないようにあらかじめ
地図を調べたり、うまく人に聞く方法を身につけたりするように、訓練をすることで
不自由を感じなくすることは可能だとおもいます。実際、そのように訓練をすることで
健常者と同じくらい(もしくはそれ以上)の能力を発揮している方も大勢います。