W杯では日本サポーターのゴミ拾いが話題となりましが、国内を見渡せばあちこちにゴミは落ちています。
表彰されるのが恥ずかしいですよ。極一部の特殊な人々だけが「日本人」を代表しているようで、本当は私たちはそんなに素晴らしくないのだと、大声で訴えたい。
「国民性」とか「民族意識」とか、まあある傾向はあると思いますが、そりゃあその場でゴミを拾ったサポーターたちが凄いのです。偉いのです。
だいたい、ゴミを拾い集めている日本人がいるということは、そのゴミを捨てたまま帰った日本人がいるということで、そうなってくると本当に立派なのはほんの数人で、その凄さ、偉さと言ったら日本人かどうかなど微塵も関係ない。
我々が彼ら彼女らをして「日本の誇りだね」というのは甚だ筋違いです。
全く同じテンションで「日本の恥」という言い方も「好きくない」と言えましょう。
ブラジルにもありましたね。1-7でドイツに敗れた後、「ブラジルの恥」だの「地獄に落ちろ」だの現地の新聞に書かれてありました。
一生懸命やって、1-7で負けただけではありませんか。それは「恥」でもなんでもない。
ちょっと話はズレるかもしれませんが、PK戦に関しての有名な言葉で、誰が言ったのか失念してしまったのだけれど「PKを失敗できるのはPKを蹴る勇気がある者だけである」というのがあります。
♪闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう
ファイト!
果敢に挑んだ者たちへの「批判」なら建設的なものもありますが、「中傷」には何もありませんからね。ナッシング。
日本代表にもありました。
期待にそぐわぬ結果に終わった彼らに「非国民」と言う輩がいた。
まあ今のところまだこの国には「言論の自由」も「表現の自由」も存在しているので、何を言おうがそれは個人の「自由」ですが、そういう「劇物」を扱う場合はもうちょっと勉強した方がいい。