昨日の話のちょっと続きになるのだけれども、この日本において自らの意見・主張を公表しづらいというのは、それが誹謗中傷・人格否定に繋がるというのが間違いなくあります。
「だからお前はダメなんだ」とかね、私もよく言われましたよ。「ダメ」なのは私ではなく私の意見・主張だけであって、いや、その私の意見・主張にしたって決して「ダメ」なのではなくあなたと違うだけ。
その人物の意見・主張を容認できないのであればその意見・主張に異議をとなえればいいだけの話なのに、それに留まらず、というかいつの間にか大事なその意見・主張は姿をくらまして、その人物自体の否定に発展する。敷衍する。
小保方報道などまさにそうでしたよね。それからこの前の都議会のいざこざ。
特にああいった「お色気問題」で話を核心から遠ざけようという試みは、誰か黒幕の差し金なのでしょうかね。ジャーナリズムはもう死んでいる。
毎度結局大事なもの、本質が蔑ろにされて、うやむやにされてゆく気がしてならないのだけれども。
「性」に関する揶揄っていうのはまあどの国にもあるのだろうけれど、日本のこの、それで立場を追われてしまうような攻撃は儒教の影響らしい。又聞きですけれどね。
フランスかな?どっかの大統領(男性)は女性問題について質問した記者に「それがどうした?」と逆に訊き返したというのですから大したものです。
でもそういう質問があるってことは、そういうのに引っ掛かる人がその国にもいるってことか。
デリケートな問題ですね。デリケート問題。
「出る杭は打たれる」問題。