草食系と肉食系 | 大塚ひであつのブログ

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もうあまり聞かなくなりました。「草食系」と「肉食系」。

この言い方に兼ねてから私は疑問を感じておった訳です。

「言い方」というか、その言葉から受け取るニュアンスというのかな?誰が造った言葉か知らんけどその意図というのか。それに。

イメージとしてはどうですか?「草食系」はおっとりとしていて「マイルド」、「肉食系」はガツガツしていて「ワイルド」。そんな感じ?

世間に出回った当初はどうだったのかもう忘れたけれど、もはや性的な意味合いだけに留まってはいませんよね。

だけれども(これからの話は本当に大仰で恐縮なのでここで辞めてもいいですよ)人類の歴史というのはいわゆる「肉食系」を「草食系」が駆逐して行く歴史なのです。少なくともこの日本に関しては。

この列島に元々住まっていた狩猟民族(肉食系)を大陸から渡って来た農耕民族(草食系)が北と南の端っこに追いやった訳です。

農耕民族というのはエゲツないのです。

その支配のためには謂れのない風評被害を喧伝したり、もっと直接的な手としては貿易などの交渉事において完全に相手方を騙し殺して利を得たり。

その騙しの手口も卑劣極まりないものです。もう本当に「ガツガツ」なのです。

そして今、いわゆる「大和民族」と呼ばれる者たちの大部分はこの「農耕民族」の子孫なのです。

我々は本来おっとりもしていないしマイルドでもなんでもないのです。

これからもし「草食系」「肉食系」を口にすることがあれば、これらのことを少し心に留め置いて頂けたらなあ。そう思います。