えんぴつ | 大塚ひであつのブログ

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吾輩には今月4才になったばかりの娘がいる。

今日はその娘と町内の「ふれあいマーケット」なるものに出掛けた。

近所の小学校で年に1回、この時期にまあそこそこの規模でやるもので、校庭ではフリーマーケットやら屋台やらが出ていて、体育館では輪投げやら、縄跳びやら、水風船釣りやら、ペットボトルをピンに見立てたボーリングやら、主に子供向けの催しである。

そのゲームコーナーにくじ引きがあって娘がチャレンジした。

残念ながら高級グッズは当たらず、カゴに無造作に入れられたオモチャ、悪く言っちゃうとガラクタ。「この中から選んでね」的な、まあ端的に言うとハズレだったのであるが、その中から娘が選んだのはなんと、1本の鉛筆であった。

吾輩はとりわけ教育パパになるつもりはない。勉強よりも大事なことはいっぱいあると思っている。

でもね、なぜだか分からないけどね、娘が鉛筆を選んだ時は、なんか嬉しかったなあ。

なぜだろうか?

「これ、けずってつかうの」と吾輩に向かってその鉛筆をかざす姿がかわいらしく、使わせないで私の宝物にしたい衝動に駆られたが、流石にそれは親バカというよりもバカ親なので止めておく。

あの鉛筆で何をかくのだろう?

あ、それを宝物にすればいいのか。