一昨日、彼の友人宅のディナーに招待された。
ベビーと中学生の子供達二人を実家に預け、
久しぶりのデート&ディナーで私も心ウキウキだった。



友人宅の最寄り駅には予想よりかなり早く到着したので
彼と一緒に沖縄料理屋に入って時間を潰すことにした。
ハイボールフェアをやっていたので
早速ハイボールを二人で注文、
思ったよりも濃かった。

勿論、味だけではなくアルコールがかなりきいていたのではないかと思う。




半酔っぱらい、その時のやり取り↓(全部日本語で書くけど、彼は英語使用。)


私「なつかしぃ。こうして貴方と二人きりで飲んだのは約1年ぶりかな。あの日は貴方がアメリカに帰る前日だった。パークハイアットのバーで飲んでそのままそのあともLiveバーに行って、めっちゃ泥酔して。次の日起きたときにサンダルがひっくり返しになって脱ぎ捨ててあって・・あの日は気持ち悪くて相当吐いてかなり脱水状態だった。私滅多に酔っぱらわないのに。」(一方的マシンガントーク)

彼「そうだね。」

私「昨年8月に山梨にいったとき、私は妊娠していて飲まなかったけれど、こんな感じの沖縄料理やさん入ったよね。タバコの煙が充満していて臭かったのを覚えている」

彼「そうだね!!」

私「私、歳をとってから物忘れが激しくなっちゃって、日記と写真をつけないと私の記憶から全てがデリートされてっちゃうようになった・・だから貴方と出会ってからほぼ毎日日記つけてるよ。良い思いでも、悪い思いでも」

彼「あはは、そうなんだ!それは怖いね。lol」

私「貴方と一番最初に二人で会ったときに待ち合わせた場所はガストだった。そこから映画館で映画見て、ワインバーで話して。」

彼「その時、映画の話と料理の話をした。そこで僕は次回は君のために料理を作ってあげるから僕の家においでって言ったんだよね」

私「一番最初に私に作ってくれた料理はTacoだった。」


~~その後も詳細な二人のやり取りを語り合う会話が続く~~

いつも、どちらかがマシンガントークになる傾向にある。
思いで話のときは私が、
ペットや動物、ゲーム、家庭菜園の話になると、
彼が動画を見せながらマシンガントークになる。

そうなると、とりあえずマシンガントークを
一方は完全受け身で聞いている状態。笑







私は日記と写真をつけているから、
ほぼ全ての彼との思い出が明確に残っている。
だからマシンガントークになるの。
もしこれで彼の記憶違いで
少しでも違うこといったら、
私は「それ違うよ!」っていってしまって
口論になる場合があるので
彼はあえて口を挟まないのかもしれない。

とりあえず覚えてること全て話したい。
だから黙って聞いてて欲しい。


↑定型さんからしたら苦痛の時間でしょ。笑









思いでは私だけの記憶かなぁとおといきや、
彼の中にも細かい私との思いでが残っていた。
マイペースな雰囲気の彼だけど、
何気に日記をつけることもなく
頭に残っているってのが凄いと思った。

彼の方からも私との思い出を語ってくれた。


これを聞いて私は愛を感じた。
なんせアスペルガーの記憶に残るイベントって、
相当だと思う。

興味ないことはほぼデリートじゃないかな。
何となくは覚えてるけど、
細かく覚えているってことは、
それなりに印象深い思い出だったってことだと思う。




(定型発達の人もこんなかんじ?私の感覚普通?変?)









で、続き。









私「わたし、既に少し酔っぱらってるけど、貴方は今日は私にどんなキャラを演じてほしい?」

彼「僕たちはここで飲んだけど、まだ飲んでないよ。そして今日君は頭の良いキャラだ。」


私「OK☺️ミッションスタート!」








知りあって2年間を二人で回想し、
変な取り決めをし、
雨の中二人で友人宅に向かった。
いつもの通り、
腕を組むわけでも手を繋ぐわけでもなく、

彼のほうがスピードが早いので縦一列で無言。
(無駄なsmall talkはしない)

※国際カップルにしてはかなりレアな光景だと思われる









ここまでは良かったのよ!笑



で、続き!!










元飲んべえの私は自分を過信していたに違いない。
この時点で実はかなり酔っ払ってたんだ。

多分







友人宅は都心の高層マンションで、
とても眺めがよく、
その話題やお酒の話でトークがはずんだ。

おつまみは奥様の手作りで、
おいしくてついついガッついてしまった。(おしとやかにね)
そしてスパークリングとワインがかなりおいしくて、
グビグビ飲んでしまった。






奥様「あ、今日のおつまみはニンニクをかなり沢山入れたの」







ちゃらりー😨








既に酔っぱらっていた私は気づかなかったニンニクに・・・


その事実を知ったとき既に遅し。






実は私、
ニンニクが苦手。

食べると気持ち悪くなる&下痢とまらなくなる







おまけに、
空腹にアルコールを高速で摂取して、
酔っぱらいゲージMAX!







アラフォーのくせして、

『気持ち悪いので吐いてきますのでトイレ貸してください』


何て言えず、



1度目
私「お手洗い貸して下さい」


2度目(一時間後)
私「お手洗い貸してください」


3度目(20分後)
私「お手洗い貸してください、お腹の調子が・」

奥様「大丈夫ですか?」

彼「大丈夫?」

私「勿論、大丈夫だよ(冷静ににっこり)」






と言ってとりあえず冷静繕い退室。
廊下を右往左往し、
トイレの扉を開けた瞬間、
酔っぱらい酒と
ニンニクを嘔吐。w






元飲んべえ、アルコールの代謝力はのこっていた。
悪酔いせず、急性アル中にもならず、
とりあえず落ち着いた😢




何食わぬ顔で
皆の元に戻り笑顔で会話再開。


この間約3分。





Good job!完璧!






彼「それでは、そろそろ帰ります。Ayanamiが毎晩授乳であまりよく眠れていませんし」

友人「そうですか、今日は来てくれてありがとうございました!」






と、紳士的対応で綺麗に巻くが閉じた。





その後、
帰りの電車で

私「ニンニクがぁ~酒がぁ~」

彼「笑。大丈夫?」

私「あの日を思い出すー。昨年4月の~」

彼「あの日は面白かった。君は駅で停車するごとにホームに出て吐きそうになってたけど、扉がしまる前にまた乗り込むってのを繰り返して家に帰ったよね。」

私「必死だったよ」

彼「家についたら子供たちが、またママ飲み過ぎたの?って言ってたのね。酔っぱらってないふりしてたけどあのときはダメだったね。lol」

私「そうだっけ?」






まあこんなかんじで詳細な記憶を語り合うアスペルガーカップルなんですわ、私たち。




私たちだけかもしれないけど、

『記憶の中に残っている事柄って、特別な思いがあったりとか、印象深い思い出』

の場合が殆どだと思う。
だから、覚えていた時点で

『特別だ!』

って思っていた方が良いかも。

以前の日記にも書いたけど、
基本的に興味のないことや面倒くさいことには
参加したりしないので、
一緒にいてくれるだけでも
愛を感じてよいと思います。

あと、
慣れてきた(ルーチン、習慣化)したものは、
基本的に空気化してしまうので、

もし、


『以前と違って冷たくなった・・。かまってくれない。目も見てくれない。返答もない。』

なんて思っているアスペルガーの定型パートナーさんがいらっしゃったら、
それは嫌われているのではなくて、


『慣れ』

だと思っていただいてもいいのではないかと思います。
お相手はリラックスしています。
貴方を空気だと思っています。


空気の存在は、
あまり実感できませんが、
必要不可欠です。






ごめんなさい、自己中で。



もしアスペルガーパートナーが、
アスペルガーを認めるのであれば、
慣れてきたあとも、
初心を忘れないということを
念頭に置くべきだと思います。


いつもが新鮮、初々しいカップルのようでありますようにと。