今、ふと思い出しました。私が看護学生1年時の精神看護学の授業のこと。。

呉 秀三先生やら、精神保健福祉法やら、任意入院やら…なんだか基礎の基礎を学んでたな、と今になって思います。


当時はなにがなんだかわからなくて、『つまらん授業だ…』と思っていましたが、今は必要不可欠な知識ですねー。まさか私が精神科で働くとは夢にも思ってませんでした…






そんな基礎の基礎を学ぶ場で登場してた薬剤があったのですが、(おそらく二大精神病の古くからある薬を述べたのだと思う)


1、クロルプロマジン

この薬剤の出現により、日本の精神科は変わったのです…とおっしゃっておりました。


『へ~』

という感じでしたがあまり興味はありませんでした。
先生は語呂合わせが好きで、一生懸命私たちに講義していました。


『クロールしてるプロの魔神だよ!!』

って…。



わかりづらい授業を、さらにわからなくしているよ…


ごめんなさいと思いながらも、教科書や電子辞書で検索しなおしてました…


クロルプロマジン自体が何なのかを説明して下さらなかったので(薬理学ではないので)、

クロルプロマジン=精神科が変わった

という感じでみな認識しているのではないかと思います…





2、炭酸リチウム

躁鬱病の患者に効果的だとおっしゃられていました。これまた詳しい説明はされませんでした。

私はまたまた、


『へ~』

と思うくらいでした。



例のごとく先生は

『そうだ!単3電池にうつりますか?』

(躁だ!炭酸(リチウム)電池に鬱ります(リーマス)か?)


と覚えるんだ。と言ってました……



そんな教授は、元都立松○病院の男性看護師。そして私が三年時に定年退職されました。


いまだに覚えてるってことは、強烈な印象を与えたってことですよね…さすが、精神看護学教授。



お陰様で、一年生の時の精神看護学のテストは100点でした。(笑)