初七日 | 中途半端でもいいですか?

初七日

 愛犬パンチが亡くなってから今日で一週間。残された家族である俺たちは
 だいぶ落ち着きを取り戻し始めていると自分でも思います。

 暑さに弱かったパンチのために、夏の間は一日中つけていたクーラーを切るようになったり、
 パンチの足が滑らないように床に貼っていた滑り止めを剥がしたり、とパンチがいた形跡を
 消すわけではありませんが、家の中がパンチを飼い始める11年前に戻っていきます。

 しかし落ち着きを取り戻しているとはいえ、やはり寂しいというのが本音です。
 インターホンが鳴っても静かな部屋。
 (パンチは、インターホンが鳴ったら寝ていてもすぐに起きて、大きく吠えながら
 玄関に向かっていました)
 狭い部屋と思っていたけど、実は結構広かった部屋。
 (パンチが体格的にも存在的にも大きかったんだと実感)

 自分で言うのもなんですが、心の数%は今でもショックな自分がいるのがわかります。
 そしてそれは、自分ではどうすることもできないことも。
 ですがいつまでもショックを受けていてはパンチも虹の橋のたもとにある楽園で
 俺たちを家族を安心して待てないでしょう!
 ゆっくりでも前に進んでいかないと…!

$中途半端でもいいですか?
 立派なお骨袋です。
 業者の人曰く、一番大きい骨壷の中にギッシリ入ったようです。人間とほぼ変わらないとも。
 うん、立派だ! パンチ、お前は本当に立派だ!!