生きづらさ、うつ改善カウンセラーの原 つよしです。
「眠れない」
「途中で、目が覚めてしまう」
「いつも眠気がある」
「眠りすぎてしまう」など、
いわゆる「睡眠障害」の相談も多いです。
「眠れない」という悩みの背景には、根本的な悩みがあります。
ですから、薬物療法だけでは、睡眠に関する悩みの解消は難しいです。
たとえば、「不安」「心配」になっているなんらかの悩みがあって眠れない場合、「不安で眠れない」と「眠れなくて不安」の状態になり、「不安」と「眠れない」の悪循環をつくってしまいます。
医者からは、「規則正しい生活」「散歩したり身体を動かすように」と言われると思います。
医者の言うことは正論だと思います。
でも「それができないから辛いんだよ」
「頭ではわかっているけど、身体がついていけないんだよ」と言い返したくなりませんか?
医者は身体や生活環境への行動的アプローチですから、このようなアドバイスは当然です。
でも、いきなり、規則正しい生活習慣なんてハードルが高いですし、人と会うのが怖い状態の人にとっては散歩などしたら逆効果になるかもしれません。
行動面でのアプローチは、「自分ができそうなこと」を考えることが大事です。
カウンセリングでは、行動面に関しては具体的に「できそうなこと」を一緒に考えますが、カウンセリングは身体的・環境的アプローチだけでなく、「眠れない」「不安」の背景にある心理的な悩みにアプローチをしていきます。
また「眠れない」という症状から、飲酒や摂食障害など依存症にも繋がるケースもあります。
依存症の場合も「寂しさ」「孤独感」などが背景にあるケースが多いです。
医療(薬物療法)と身体的な面と日常生活の面への見直し(行動療法)、そして心に抱えている悩み(カウンセリング)。
この3つの視点からのアプローチがうつ状態・うつ病、依存症の回復には効果的です。
