生きづらさ、うつ改善カウンセラーの原 つよしです。
最近、この2冊を読みました。
「自分に原因があるのかな・・・」
「自分さえ我慢すれば・・・」
と考えてしまう「自責思考」
「うまくいかなかったのは会社のせい」
「不幸な人生は親のせい」
「自分ではなく相手が悪い」
と考えてしまう「他責思考」
特徴としては、「自責思考」の人は責任感が強く、真面目な傾向がありますが、自己否定が強く、落ち込みやすいです。
「他責思考」の人は、人だけでなく環境のせいにしたり、時代のせいにしたりします。
また批判的で被害者意識が強く、怒りや不満が強くなり他者を責めるので、人間関係に影響を及ぼします。
「自責思考」「他責思考」の共通の改善法(対処法)
やはり認知の偏りを見直すことが必要です。
出来事→思考→感情→行動を書き出して見直すことです。
「自責思考」の人は、「本当に自分だけの責任なのか?」と客観的に検証したり、「失敗してもチャレンジした自分は価値がある」と受容し、自分の貢献や良い点にも目を向けるようにします。
そして、「次はどうすればいいのか?」を考えることで成長に繋がっていきます。
「他責思考」の人は、怒りや不満の裏にある「本当のニーズ」を見つけることが大事です。
「なぜ怒っているのか?」ではなく「自分はなにを求めていたのか?」「自分はなにを守ろうとしていたのか?」と「自分」にフォーカスしてみてください。
「他人を責める」という行為で自己防衛をしているのかもしれません。
もし相手が悪いのであったなら、責めるのではなく「自分にできることはなにか?」と考えたり、あるいは「相手や環境も影響あったけど、自分も影響を与えている」という視点も必要です。それが自己成長に繋がります。
「自責思考」「他責思考」どちらが悪いというわけではなく、どちらも偏りすぎると、生きづらさや人間関係でトラブルに繋がってしまいます。
バランスを意識することが大事です。


