生きづらさ、うつ改善カウンセラーの原 つよしです。

 

「自分の気持ちを素直に伝えたいんです。でも、相手も私を思って言ってくれているから、言えないんです」

というような相談が時々あります。

 

どういうことかというと、例えば

落ち込んでいるときに、励ましの言葉や、慰めの言葉や元気づけの言葉をかけてくれる。

 

でも、その言葉を聞くことができない、いや聞きたくないときがある。

 

「わかっているよ、でも、できないんだよ、だから、辛いんだよ」と言いたい・・・

 

そう、頭ではわかっていても、心がついていけない、身体が動かない。

 

そういうときに、励ましの言葉やアドバイスをされると余計辛くなる。

 

でも、拒否反応の態度をしたり、素直に聞き入れなかったりすると、離れて行ってしまう気がするから、「ありがとう」と言ってしまう・・

 

こういう場合、お互いに相手のことを思っているのだろうけど、落ち込んでいるほうは、余計落ち込んでしまい、励ましたほうは、それに気づかず、自分の想いが伝わったつもりでいるかもしれない。

 

勿論、励ましの言葉や元気づけの言葉が有効な場合もあるが、心が落ち込んでいるときに求めていることは、そういう言葉ではないと思う。

 

じぁあ、どういう声かけするんですか?と思った人は、スキルとかマニュアルを考えているのでは?

 

こういうのは、スキルではなく、その場、その雰囲気、その関係性、そしてその人の価値観と経験とか想像力とか内面性とか人間性とか・・・だから、人によって違うと思う。

言葉じゃないかもしれないし、言い方かもしれないし、表情かもしれないし、行動かも知れないし。

 

「自分の気持ちを素直に伝えたいんです・・・」

「伝え方」って、簡単なようで、とっても難しいですね。

カウンセラーとしての課題でもあると思います。

でも、こういう悩みを持っている人ほど、「優しさ」とか「思いやり」とかを大事にしている人だと経験上思いますね。

 

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