生きづらさ、うつ改善カウンセラーの原 つよしです。
久しぶりの更新になってしまいました。
もっと更新しようとは思っているのですが・・・
今まで、たまーにですが「心ってなんですか?」と質問されることがあります。
AIだと
- 精神医学的視点: 心を「意識」と捉え、脳という臓器で起きている活動であると定義します。
- 心理学的視点: 心は対象を認識する機能であり、記憶、思考、感情などを包括する概念とされます。
- 仏教的視点: 心は対象を認識する機能であると定義されています。対象とは、色、声、香、味、触、法であり、これらを眼、耳、鼻、舌、身、意で認識します。
- 比較心理学的視点: 動物と人間の両方において、「心」とは、外界の刺激を受容(認知)し、内的外的に反応・行動する過程における大脳中枢の内的過程と捉えられます。
まあ、それぞれの視点での解釈があるということです。
私としては、やはり心理学的視点の考えですね。
「心が傷ついた」とか「心が痛む」というのは、価値観、生きる意味、存在意義、考え、想いなどを否定されたり、拒否されたり、喪失したときに受けるダメージですから、「心」は思考・感情・意思・記憶・など内面的全体と捉えています。
例えば、「親しい人に裏切られた」ということが起きた場合。
・裏切られて悲しいとか馬鹿にされて悔しいという感情が、心の傷になります。
・「自分は嫌われた」という思考は、「私は誰からも愛されない」と考え、心の傷になります。
・「もう誰も信じない」「もう頑張れない」という意志は、意欲低下、無力感という心の傷になります。
・「裏切られたという辛い出来事が繰り返し思い出される」という記憶は、フラッシュバックという心の傷になります。
ということで、カウンセリングでは、感情や思考にアプローチしていくわけです。
カウンセリングでは、すぐに「心の傷」をなくすことはできませんが、考え方や意味の捉え方を変えるというよりも、いろいろな視点からみてみたらどうですか?という感じです。
視点を変えることで、選択肢が増えます。
そして物事を客観的に見ることができ、さらに自分自身を客観的にみることができます。
そうすると徐々にですが、生きやすさや心の癒やしに繋がります。
