生きづらさ、うつ改善カウンセラーの原 つよしです。
今日は、「ひきこもり」に関する記事です。
私は、以前「大人のひきこもり」を専門とした行政の相談員をしていました。
私は、ひきこもりの相談をする上で、以下の3つを大切にしています。
1.ゴールを決めつけない
「目標を決める」とか、「目標を持って」とか言う人が多いけど、まあ、それも大事かもしれませんが、目標が見つからない人は無理することはないし、コロコロ変えてもいいと思います。
「就職する」とか「学校に行く」とか「社会と関わること」とかではなく、もっと多様性があっていいと思います。
そして、なによりもその人の目標は、親やカウンセラーや世間の常識を基準に決めることではありませんから。
もしゴールを決めるのなら、あくまでも本人が決めることです。
2.相談者さんの価値観を大事にすること
ひとりひとり、それぞれの環境や経験の中で培った価値観があります。その価値観に対して正しいとか、間違っているとか、古いとかはないと思っています。
3.常識や道徳に縛られないこと
世間の常識にとらわれていたら、発想とかアイディアとかも出てこないし、視野が狭くなって窮屈さを感じて、それが生きづらさに繋がると思います。
道徳や正論を振りかざすことは、人を傷つける場合もあります。
私は道徳や正論を基準に物事を考えないです。
もちろん、法に反するようなことや、他人にイヤな思いをさせるようなマナー違反は論外ですが、世間の常識や道徳も生きづらさに繋がります。
そのほかにも、私自身「否定」「押しつけ」「分析」「決めつけ」こういうことをされるのが嫌いなので、他人にもしないように心がけています。