生きづらさ、うつ改善カウンセラーの原 つよしです。

 

うつ病、あるいはうつ状態の時は、人と会うこともできないだろうし、外出さえも身体が重くてできないと思います。

 

私自身も離婚後は、はそういう状態でした。

でも、たまに外の空気が吸いたくなることもありました。

当時は海のそばに住んでいたので、身体が動けそうなときは、ふらっと海沿いを散歩に出かけたりしていました。

 

海を見ながら、時には「死」を考えたりすることもありましたが、ある日、急にですが「生きる」ことを考えられるようになりました。

 

身体と心は繋がっていると言われていますが、やはり、ちょっとでも身体を動かすこと、外の空気を吸うことで、気分が変わるような気がします。

 

アメリカの心理学者はこのように言ってます。

心の健康は、運動と関係しているという研究が次々とされています。

週3回、1回30分の運動を行うことは、抗うつ剤を服用するのと同じような効果があるという研究結果があります。

 

運動が抗うつ剤を服用と同じなのかということではなく、適切な言い方をすれば「運動しない」ことは「憂うつになる薬を服用しているのと同じようなもの」なのです。

(本「ハーバードの人生を変える授業」より)

 

運動はうつ状態に対して有効であることが、下記のように多くの研究で示されているようです。

 

1.運動と抗うつ薬の比較研究

ある研究では、中等度のうつ病患者を対象に、「運動」「抗うつ薬」「運動+抗うつ薬」 の3つのグループに分けて治療効果を比較したところ、運動単独のグループでも抗うつ薬と同等の改善が見られた という結果が出ています(Blumenthal et al., 1999)。

2.軽い運動でも効果がある

ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動はもちろん、ヨガやストレッチのような軽い運動でも気分が改善する ことが示されています。たとえば、ヨガを8週間実践したうつ病患者のうつ症状が顕著に軽減したという研究(Streeter et al., 2017)もあります。

身体が動けそうになったらでいいですから、1日5分でもいいから散歩から始めてみてはどうですか?

    

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