生きづらさ、うつ改善カウンセラーの原 つよしです。
前回の「自分らしさ」についてです。
「自分らしさ」にこだわったり、縛られたりしまうケースがあるので、一旦、こんなふうに考えてみてはどうでしょうか?
1.「自分らしさ」の捉え方を広げる
「自分らしく生きたい」と思っても、それが時には「わがまま」や「自分勝手」と見られたり、「変わっている」と思われたりとすると、生きづらくなります
だからこそ、「自分らしさ」を 「他人との関係の中でどう発揮するか」 という視点で考えると、少し楽になるかもしれません。
例えば、「自分らしくいたいから、好き勝手にやる」ではなく、「自分の大事にしたい価値観を守りつつ、相手との折り合いをつける」
という形にすると、周りとも調和しやすくなります。
また、「自分らしさ」にこだわりすぎると、「こうあるべき」という固定観念に縛られて、逆にしんどくなることもあります。
だから、「その時々で変わってもいいし、柔軟に調整してもいい」
というスタンスを持つと、気持ちが楽になるかもしれません。
2.「自分らしさ」に縛られず、心地よい自分でいる
もし「自分らしさを大切にすると生きづらい」と感じるなら、無理に「自分らしさ」にこだわらず、「自分が心地よくいられる状態」 を探すのも一つの方法です。
「こうしなきゃいけない」ではなく、「こうしたほうが自分も周りも楽しいな」 という方向を目指すと、少し肩の力を抜いて考えられるかもしれません。
つまり、「自分らしさ」は一つの形にこだわるものではなく、その時の環境や人間関係の中で「無理せず自然体でいられること」を意識するといいのかもしれませんね。
人それぞれ、場所や環境や立場によって、いろいろな役割があり、そのとき、そのときによって言葉や態度が変わるのは当然です。いろんな自分がいてもいいと思います。
でも、「自分を抑えること」ばかりでは、精神的に参ってしまいます。
「心地よい自分」の時間をできるだけ多く保てるようにしてください。