生きづらさ、うつ改善カウンセラーの原 つよしです。
誰もが、ショックな出来事やトラウマ体験、あるいは人間関係や日々の暮らしの中で「心の傷つき」があります。
その「傷つき」に向き合うことも大事ですが、かなり辛い作業です。なかなか向き合うことができないこともあります。
そこで、「向き合う」のではなく「やり過ごす」という方法もアリです。
以下、簡単に整理しました。
① 向き合う方法
(具体的な方法)
- 感情を認める:自分が傷ついていることを否定せず、その感情を素直に受け止める。
- 原因を分析する:なぜ傷ついたのか、相手の言動や自分の価値観を振り返る。
- 適切な表現をする:ノートに書き出す、信頼できる人に話す、カウンセリングを受ける。
- 解決策を探る:自分の考え方を見直したり、環境を変えたりすることで、傷つきの原因に対応する。
(効果)
- 自分の感情や考え方を整理し、納得感を持って乗り越えられる。
- 同じような傷つきが繰り返されにくくなる。
- 自己理解が深まり、精神的に成長する。
② やり過ごす方法
(具体的な方法)
- 気をそらす:趣味や仕事に没頭する、運動をする、映画を見る。
- 時間が解決するのを待つ:「いずれ忘れる」と考え、深く考えすぎない。
- ポジティブな解釈をする:「これは成長の機会だ」「大したことではない」と捉え直す。
- 距離を置く:傷ついた相手や状況から一時的に離れる。
(効果)
- すぐに気持ちを楽にすることができる。
- 感情を無理に抑え込まず、自然に回復する時間を持てる。
- 過剰に傷つかず、冷静に対応できるようになる。
どちらを選ぶべきか?
- 長期的に乗り越えたいなら「向き合う」 → 例えば、人間関係の悩みやトラウマなど、根本的な解決が必要な場合。
- 一時的に楽になりたいなら「やり過ごす」 → 例えば、些細な失敗や日常のストレスなど、時間が経てば気にならなくなる場合。
どちらが正解というわけではなく、状況や自分の心の状態に応じて、適切な方法を選ぶのが大切です。
バランスよく、使えるのが理想ですね。
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