生きづらさ・うつ改善カウンセラーの原 つよしです。
「漠然とした不安が常にあるんです」
不安を抱えた人の多くは、この「漠然とした」と表現されます。不安の原因がわからないだけに、余計不安を強化してしまうようです。
「不安障害」には、症状によっていくつかの種類があります。「漠然とした不安」は「全般性不安障害」です。
症状は不安が持続的で程度も過剰で、落ち着かず、些細なことにも過剰に反応してしまい、集中力が低下します。
日常生活に支障を及ぶ場合は、医療機関の受診をされたほうがいいと思います。
そして、医療機関での薬物療法と並行して、カウンセリングも効果があると思います。
カウンセリングでは考え方や認知を見直します。
1. 「今」できることに集中する
不安になったとき、「今の自分ができることは何か?」と考えると、不安のループから抜け出しやすくなります。
- ×「将来どうなるか不安…」 → ○「今日やるべきことをこなそう」
2. 思考を客観的に見る
不安になると、極端な考え方(白黒思考・過度な一般化)になりがちです。
- 書き出す:「自分は何に不安を感じているのか?」紙やスマホに書き出すと、漠然とした不安が整理される
- 事実と解釈を分ける:「これは事実?それとも自分の思い込み?」と考える習慣をつける
3. 「不安=悪いもの」ではないと考える
不安を完全になくそうとすると、逆に意識が向いてしまいます。
- 「不安はあってもいい。でも、それに支配されなくてもいい」と考える
- 「今は不安だけど、ずっとこのままではない」と自分に言い聞かせる
不安を無理に消そうとせず、受け入れながら自分の価値観に沿った行動をすることを目指します。
【お知らせ】
カウンセリングは現在準備中です。
3月20日からを予定しております。
その際は、ブログにてご案内致します。