「『則正しい生活が大切』と医者から言われるんです・・・でもそれができないから辛いんです」
そうなんですよね。
規則正しい生活が大切だとわかっていても、それができないことが辛いと思います。
また、無理をしすぎると、かえってしんどくなってしまいます。
真面目な性格の方や完璧主義の方には「規則正しい生活」ということがプレッシャーになりますね。
まずは、こんなふうに考えてみてはどうでしょうか?
1.小さな成功を重ねる
- すべてを完璧にしなくても、少しずつできることから始めてみる。
- どんなに小さなことでも、『今日は〇〇ができた』と気づけることが大事です。
2.自己批判を和らげる
- できないことに目が向いてしまうのは自然なことですが、できたことにも目を向けてみる。
- 「調子が悪いときは無理せず、できる範囲で大丈夫。
【具体的なアドバイス】
▶ 生活リズムを整える工夫
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「完璧にしようとしない」
- 例えば「毎朝7時に起きるのは無理でも、まずは『昼までに起きる』から始めてみる」
- 「朝食を食べることが難しければ、お茶を一口飲むだけでもOKです」
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「できることから少しずつ」
- 「お風呂に入るのがしんどいときは、顔を洗うだけでOK」
- 「夜眠れなくても、部屋を暗くして横になるだけでも休息になります」
▶ モチベーションを維持するために
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「好きなこと・楽なこととセットにする」
- 「朝起きるのが苦手なら、好きな音楽を流すのはどうでしょう?」
- 「昼間に軽く日光を浴びると、気分が少し楽になることもあります」
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「できたことを記録する」(負担にならない範囲で)
- 「今日できたことを1つだけメモしてみると、自分を認めるきっかけになります」
- 「うまくいかない日があっても大丈夫。少しずつ進めばOKです」
- 無理なときは休むことも大事(「休むことも回復のために必要なこと」と伝える)
結局、私もごちゃごちゃと書いてしまい「そんなことはわかっているよ」と言われそうですが、要は、「規則正しい生活をしなくちゃ」とプレッシャーを感じるよりも、「少しでもできたらOK」「今の自分に合ったペースを見つける」という視点を持つことがポイントだと思います。
カウンセラーとしては、うつの回復には時間がかかるため、相談者さんのペースを尊重しながら、少しずつ前向きになれるようにサポートしていきます。
【お知らせ】
カウンセリングは現在準備中です。
3月20日からを予定しております。その際は、ブログにてご案内致します。