生きづらさ・うつ改善カウンセラーの原つよしです。 「夜眠れない」「2時間ぐらいで起きてしまう」「昼間眠くなってしまう」という悩みを抱えている人は多いです。
最近は本屋にも「睡眠」についての本が多く並んでいることから、睡眠で悩まれている方は多いのかもしれません。いわゆる睡眠障害ですが、下記の4つのタイプがあります。
原因のひとつには、不安や緊張が強い場合が考えられます。
入眠前に睡眠に不要な精神の緊張(筋肉の緊張)を弛めることが大切です。
方法としては、副交感神経への働きかけとして
⚫ 腹式呼吸 腹式呼吸を真剣に2分間行う(呼吸法)
⚫ 自律訓練法などの自己調整法
⚫ 娯楽・趣味を日常的に行う(没頭する)
⚫ 入眠前1時間の入浴がお勧め。
⚫ 目を暖かいもので温める
⚫ 首や肩、肩甲骨を緩くストレッチする
など。
「眠れない」の原因は、人それぞれ違うので、あまりにも辛い状態や慢性的であれば、医療機関での受診が必要だと思います。
また、ひきこもり状態の方に多いのは「昼夜逆転の生活」パターンになってるケースです。夜、眠れないのは、昼間眠ってしまうからですが、特に生活や身体的に支障がなければいいのですが、やはり夜は眠るという生活が身体には負担がないように思います。
下記は「厚生労働省 健康づくりのための睡眠指針」です。
⚫ 寝る前に覚醒作用のある喫煙、コーヒー
、紅茶は避ける
⚫ 自分にとって心地いいと感じる温度と寝
具を使う
⚫ 起きる時間を一定にする
⚫ 毎日、必要な睡眠時間を確保する心がけ をする
⚫ がんばって長く寝ようとしない
⚫ 適切な睡眠時間には個人差がある
⚫ 眠っている間にいつもと様子が違うとき
は家族に教えてもらう
上記のことは、みなさんだいたいわかっているとは思います。
カウンセリングに来られる方は、このような方法で睡眠障害が解消できるようなレベルではないような悩みを抱えているケースが多いです。
結局は、悩みの根源を解消をしないと、眠れないという症状も軽減しないのかもしれませんね。
その場合は、医療での薬物療法と心理療法(カウンセリング)の両輪が必要です。