生きづらさ・うつカウンセラーの原 つよしです。

 

「生きづらさ」と言っても、当然のことですがひとりひとりの「生きづらさ」は違います。

 

たとえば、

社会的に適応がうまくできない
他者からの期待に対してのプレッシャーを強 
 く感じてしまうとか。

・自分に自信がない、自己肯定感が低いとか。

・障害や疾患で生活すること自体困難さがある 

 とか。などなど

そして、その生きづらさの原因も人それぞれです。

 

カウンセラーは、このことを理解していないと、間違った対応やカウンセリングをしてしまいます。

 

例えば、「怒りっぽい面があって、人間関係がうまくいかないので生きづらさを感じている」という悩みの場合に、認知行動療法を専門としているカウンセラーは、「認知の歪み」と捉えてしまうかもしれません。

トラウマを専門としているカウンセラーは、幼少期の出来事の影響と捉えてしまうかもしれません。

あるいは、性格と捉えて、アンガーマネジメントを学ぶことを勧めたりするかもしれません。

 

私は、福祉を学んでからは、心理的な視点からだけでなく、福祉的(生活や環境や障がい)の視点からも、慎重にアセスメントをしています。

 

もし、脳の疾患からくる障がいにより、怒りのコントロールができないのであれば、心理的療法だけでは「生きづらさ」の解消・軽減は難しく、医療・福祉の支援も必要なケースもあります。

 

「生きづらさ」を完全になくすというよりも、いかに社会に適応して「生きやすく」なる生き方を一緒に考えましょう。

 

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