生きづらさ、うつ改善カウンセラーの原 つよしです。
「わたしさえいなくなれば・・・」
「俺には、生きている価値がない・・・」
「強くならなければ・・・」
「もうみんなに心配かけないようにしなくては・・・」
相談者さんの中には、自分を責めたり、自分の存在を否定してしまったり、あるいは周囲に気を遣いすぎたり、傷を癒されていないままに頑張ってしまう人が多いです。
生きていくことは、多かれ少なかれストレスを抱えてしまいますが、その相当なストレスを抱えたまま、仕事や日常生活を送り、人間関係を維持し、自分を維持していくのは厳しいですね。
うつになる人に共通していることは、「自分に厳しくしてしまいます」
私自身のことですが、
「こんなオレなんかもう生きていても価値がない」
「なんの役にも立たないなら、死んだほうがましだ」
と自分を責め続けていました。
そんな時に何かの本に「自分を責める人は、その言葉を他人に言えますか?」みたいなことが書いてありました。
言えませんよね~。
自分に向けた言葉は、それほどひどい言葉だとふっと気づきました。
そりゃ、死にたくもなります。
他人に言えないような言葉を、自分に言っていればどんどん心は傷ついていきます。
「自分を大切にすること」って、こういうことかと腑に落ちました。
うつ状態の時は思考がとまったり、グルグルとネガティブをループしている状態です。
でも、何かのちょっとした出来事や出会いや本やドラマのセリフなどがきっかけで思考が動き出すことがあります。
うつからの脱出への1歩は、「自分を大切にする」ことです。
そのためには、まずは心も身体も休めることが効果的だと思います。
生活のために、仕事を休める環境でない人もいるかとは思いますが、その状況の中でも、まずは「自分を大切にする」ことを最優先してもらいたいと思います。