病気が判明した時のこと④ | ななころびやおき

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七回転んで八回起きる。
1型糖尿病と共に生きる、転びつつ、起きつつの日々を綴っております。

ここまでの経過です。




さらに、お医者様には言われます。

「今日から
インスリンを打ってもらいます。」

(⊙⊙)へっ?

・・・

いやー!ガーン
注射じゃなくて、お薬とかではダメですか?
もう、食事でも運動でも何でもしますから。

…とは既に言えない状況の中。



「…どうしてもですか?(-_-;)」



と上目使いにやっと声を出す私に、

「私のできる事は、

血糖値を下げることです」


と、きっぱりおっしゃいました。

もう、私の顔を見てくださいません。真顔


もうね、いきなり


①あなたは糖尿病です。

②毎日、血糖値測定をしてください。

③毎日、インスリン注射をしてください。


ここまできっぱりお医者様に言われてしまうと、

致し方ありません。

「注射、これからずっとですか?」

「それはわかりません。
これからやり方について説明しますから、
待っていてください」

また、待合室にて待機です。

やがて、看護師さんよりお声掛けいただきました。

少し離れたお部屋で、

何やらペンのようなものが用意してあります。

インスリンです。

「これね、凄いのよ。
こうして置いてもね、転がらないの。」


今の私を支えてくれている

インスリンと針の方たち

いやいや、転がらないのは凄いですが汗
(※実に本当に凄いと思います)

この時の私は、


「大丈夫ですよ。
すぐに注射必要なくなるようになりますよ。ニコニコ


そう、言って欲しかったのです。

クローバー クローバー クローバー

混乱する気持ちの中、手技を教えていただいて

自分で、恐る恐る、

お腹にインスリン注射をしました。予防接種

痛みはありませんでした。

また、お医者様から呼ばれるからと

待合室で待っている間。

それまで

全身がビービーピリピリと引っ張られる感があったものが

不思議と収まっていることに気がつきました。



「ああ…世界って
こんなにも静かなんだ。」



そんな風に思った瞬間でした。