久しぶりに落語を聴きました | プラススタディのブログ

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こんばんは。プラススタディの福嶋です。


例によって高校講座をたくさん録画している中、何やら録画予約した覚えがあまりない番組が録画されていました。


番組名は日本の話芸 落語、演目は「ねずみ」でした。おそらく流れで録画予約のボタンを押したんやろなと思います。


驚いたのは、演者が九代目林家正蔵だったこと。

どうしても「こぶ平」のイメージしかないもので、「あ、やっぱりちゃんと落語やってるんや」くらいで観はじめました。


話の筋は知っているので、細かいところがどう変わってくるのかなと思いながら観たのですが、僕が初めて聞いた三代目桂三木助の「ねずみ」をほぼ完ぺきにトレースしたような感じでした。


ところで。

こういう伝統芸能をやっている人の名前、覚えるのほんと大変ですよね。いったん名前を覚えた人について「今日からこの人は○○という名前になりました」と言われてもなかなかアタマが追いついていかないです。

こないだ大石神社に行ったときも、横にあった資料館に十八代目中村勘三郎が忠臣蔵のドラマ化映画で大石内蔵助を演じたときの古い写真があったんです。ところが出演当時彼は五代目中村勘九郎だったから、紹介文には「中村勘九郎さん」と書かれている。でも今は、中村勘九郎というと彼の息子さんなんですね。もう頭の中ごちゃごちゃです。


で、落語と文章のことなのですが。


やはりある程度前提となる知識が必要とされる(知っていなければ面白さが分からず笑えない)ので踏み込みにくいところはありますが、入ってきた情報を頭の中で「映像化」する練習にはとてもいいのではないかなと以前から思っています。

DVDであれば演者の表情や動きも見られますが、CDだと音声のみ。これを繰り返し聞くことで、場面が頭の中にうかんでくるまで聞きこむのです。


順番が正しいのかどうか自信は持てないですが、文字で書かれた落語(の書かれた本)を読み、本を目の前に広げた状態で実際に演じられた落語を見て、最後は噺家がしゃべっている音声だけ(演じている映像はあってもなくても)で場面を想像し話についていけるようになれば、国語の文章を読むときにも大いに役立つような気がするのですが、なんとかそのあたりをうまく融合できないものかなあ。物語を噺家さんが演じるのを見るだけでも、子どもにとっての文章の理解度はずいぶん上がるような気がします。


ラジオドラマとか、ラジオショッピングなども同じような効果があるかもしれません。

あえて今、「ラジオで映像化力を育てる!」とか、おもしろそうだけど誰かやらないかな。


落語といえば、以前落語について書かれた随筆を読んだときに「自分が面白いと思いながら、どこかで自分自身笑いながら演じているものはさほど面白くはない。笑わせるなら、演者はとことんまで自分自身が笑うことを排除して演じきっていなければだめだ」というような内容の文章を読み、感銘を受けたことがあります。

授業でおもしろい話をするときもそうですよね。僕自身はおもしろい話をしながらすぐに自分自身が笑ってしまいがちなので、しゃべり方の練習ももっともっとしていきたいと思っています。


これからも、落語はどんどん聞いて楽しんで「映像化力」を磨きたいと思います。


ではまた。


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