「岡目八目」でもじっと我慢 | プラススタディのブログ

プラススタディのブログ

山科区の個別/少人数対応学習塾、プラススタディのブログです。

こんばんは。プラススタディの福嶋です。

最近はテレビを観る機会も減ったのですが、以前からクイズ番組は好きでよく観ていました。一番好きだったのはやはり「ウルトラクイズ」です。当時は知ってる問題なんてほとんどなかったはずなのですが、毎年ものすごく楽しみにしていた覚えがあります。

受験勉強のお手伝いをするようになってからは、中学受験で出題された問題をあつかうクイズ番組なんかは、とくに「子どもたちに負けるわけにはいかん」という気持ちになって結構真剣に観てしまいます。

こういう「受験問題に挑戦!」系で個人的に一番盛り上がったのは、当時担当していた子どもたち(受験生)がロザンの宇治原さんと対決した番組でした。


最近のクイズ番組は受験レベルをはるかに超えてレベルアップしていて、答えを聞いても「そんな人名聞いたことないなあ」というものがたくさんで、番組の楽しみ方が「ウルトラクイズ」のころに戻りつつあるような感じです。



ところで、「自分がすぐに答えを出せた問題を、ほかの人がなかなか答えられない、あるいはまちがえる」のを手出しできずに観ているという状況、何かに似ているなあと思いませんか?


これ、子どもに勉強を教えているときの保護者の皆さんや我々講師の状態にそっくりなのではないかと思います。


「えー、なんでわからへんのよ?」「ちがうって、こうでしょ」と思わず言いたくなる。「なんでわからないかなあ?」と熱くなる自分をよそにこたえられなかったりまちがったりする子ども自身は「だって知らんもん」「えへへ、まちがえちゃった」とケロッとしている……。


四字熟語でいえば「岡目八目」、当事者より第三者の方が事態を冷静にとらえられ、的確な対処法が見つけられたりするものだ、という意味ですね。


ただ、僕たちが忘れてはいけないのは、最初の時点でかかっているプレッシャーがちがうこと、それをなんとかする経験が少ない子は失敗しても仕方ない面があること、さらにはそこで子どもの手を引っ張るべきではないのだということ。

実は、生半可に手なり口なりを出すより、必要最低限の道筋だけ見せて、あとは自分でどうにかするのを待つ、という方がよっぽど大変です。答えと自分なりの解き方を一方的に説明すればよい前者とちがって、後者は「今この子はどういう状況にあるか」「その状況から答えまでにどういうステップが必要か」が毎回ちがうんですよね。


でも、最後に問題を出されるのは子どもですから、いつまでもだれかが手伝ってやらないと前に進めないのはやはりまずい。

プロスポーツの世界には「名選手に名監督なし」のような言葉があって、これなんかは反例も山ほどあるのですが「自分ができた(できる)こと」と「できない状態の人をできる状態に導くこと」はやはりちがう、ということは肝に銘じたいと思います。


結局いつも同じ結論に至っているような気もしますが、考え方がブレていない証拠だと前向きにとらえて、また明日から頑張ろうと思います。


それでは。


プラススタディのホームページはこちら