今日はイスラエルでサッカーをしてきました。
今、ホテルに戻り、ゆっくりできる時間ができましたので、
また記事を書きます。
今日は、師匠の選び方についてです。
今の会社よりもレベルの高い外資系企業に転職するには、
自分のモチベーションを向上させてくれる師匠(メンター)が必要になります。
転職という観点からは、モチベーションを向上させてくれる書籍や、人材エージェント、転職塾等が師匠(メンター)になるかと思います。
しかし、誰に着いていけばいいのかは個人の判断となり、誰もどの師匠がいいのかは教えてくれません。
自分で判断するしかないのです。師匠を誰にするかは、自分の人生を大きく左右するので、慎重に判断をした方がいいです。
特に転職塾は、高いお金を払わされた割にはサービスがよくなかったとか、相談しても満足がいく回答をしてくれないなど不評が相次いでいます。
こういう反応が受講者によくあるということは、偽物の師匠と呼ばれている人がたくさんいるということを意味しているので、皆さんは、偽物と本物の違いを自分で見極めなければなりません。
どうやってその見極めをすればいいのかを私なりに整理してみましたので、共有します。
【偽物と本物の師匠の見極め方 ~転職編~ 】
①自分に教えるだけの能力とスキルがあるか
②師匠と呼ばれている人の教え子はちゃんと結果を出しているか
③「敵を知る」為の適切なエビデンスを出しているか
上記①~③を判断軸として、自分に適した本物の師匠であるかどうかを見極めてください。
①自分に教えるだけの能力とスキルがあるか
転職塾の経営陣や講師のプロフィールを覗いてみてください。
ほとんどが元人事部長をやってましたとか、人材紹介会社で転職者の転職支援をやってましたとか
書かれていませんか?
これ自体は批判するつもりは全く無いですが、
これだけでは、自分に教えるだけの能力とスキルがあるとは到底思えません。
なぜなら、彼らはチームで現場での問題解決や物事を前進させるという実務を経験していないからです。
つまり、チームでディスカッションして、納期から逆算して、上位者と認識をすり合わせた上で、問題解決の方向性を示し、クライアントにバリューを提供するという実務をやったことがないので、人に教えるだけの能力とスキルが無いのです。
人事部や人材紹介会社ではこれらの実務経験は全く得ることができません。
それにも関わらず、知ったかぶりをして、塾生に教えているのは、偽物の師匠と言わざるを得ないです。
また、外資系企業で働いていましたという方もごくわずかですが、マネージャー(管理職)になる前に辞めてしまった人の言うことは信用できない可能性が高いです。
なぜなら、外資系企業で働くことに耐えることができず、クビになったり、能力やスキルが無いがゆえに、自分から辞めざるを得なくなった方だと捉えられるからです。
つまり、外資系企業出身だと思って、すごい方だから着いていこうと思っても、マネージャー(管理職)以上でなければ、自分に教える能力とスキルが無いので、師匠として選ぶのは賢くないということです。
外資系戦略コンサルでは3年が平均寿命なのですが、3年以下で辞めて、転職塾を作って、講師として活動している方も多くいますが、その方々は結局クビになったか、現場で活躍できる能力とスキルが無いがゆえに着いていけず辞めたと想像できるので、その方に自分の人生をかけるのは危険です。
ちゃんと現場で活躍していた実務経験がある方を師匠として選ぶ方が賢明です。一番分かりやすい判断軸は、その師匠が外資系企業でマネージャー(管理職)以上のポジションに就いていたかどうかです。
まずはこれを判断軸として師匠選びの際に、偽物か本物かを見極めてください。
実際に外資系企業の一次面接に出てくる面接官は、現場で活躍しているマネージャー(管理職)です。
ですから、いくら元人事部長やってましたという人の話を聞いても、一次面接においては、ほとんど意味が無いです。一次面接を通過するには、現場で活躍しているマネージャー(管理職)を自分が貴社で働くことは適していると説得することです。
その為には、現場で活躍しているマネージャー(管理職)が何を求めているのかを知る必要があります。
それにも関わらず、一次面接をふっとばして、人事部長の目線(二次面接?場合によっては、人事部長は面接に入らない可能性も有)からインプットするのは、順序的にも、そもそも論としても間違っています。
一次面接に出てくる面接官は現場で活躍しているマネージャー(管理職)であるということを知る必要があります。
知らないということは恐ろしいです。これを知らないと誰を師匠にするかの判断が間違ってしまいます。
是非、現場で活躍していた、或いは今も活躍しているマネージャー(管理職)以上の方を師匠にしましょう。
②師匠と呼ばれている人の教え子はちゃんと結果を出しているか
このちゃんと結果を出しているかの解釈ですが、その転職塾にいたことで転職成功の可能性をどれだけ高めることができたか
という視点が非常に大切です。
東京大学卒業で一流日系企業出身の方が外資系企業に転職しても、
それはもともとその人の素質があったから転職成功したのかもしれません。
従って、転職実績を見て、転職成功した先を見るのではなく、
転職成功した方がどこの大学卒業でどのような企業から外資系企業に転職することができたのかを
見る必要があります。
あるあるですが、
優秀な転職志願者をたくさん集めて、その人たちだけを優遇して、転職成功実績を作っている転職塾は
たくさんあります。
無名大学、無名企業出身の方はどうせハイレベルの外資系企業には転職できないだろうと
転職塾は判断し、かけるパワーを削減します。
結果が出ない可能性が高い人にパワーをかけるのは、
経営という目線から見ると非効率的です。
これが転職塾に対する不満や不評につながっている要因のうちの一つでもあります。
ですので、無名大学や無名企業でもちゃんとハイレベルの外資系企業に転職を成功させているのかどうかを見てください。
これも偽物と本物の師匠を見極める判断軸になります。
③「敵を知る」為の適切なエビデンスを出しているか
最後に、これが最も重要な判断軸なのですが、
外資系企業の面接官は何を求めているのかという論点に対して、
ほとんどの転職塾は感覚で話しており、なぜそう言えるのかのエビデンスを出していません。
その結果、人によって言うことが異なり、
皆さんは混乱をしてしまい、結局何が正しいのか分からず、
転職を失敗するのがオチです。
つまり、偽物の言うことに惑わされているのです。
このような正しいかどうかも分からない人の言ったことに自分の人生をかけていいのでしょうか?
何もエビデンスを自分の目で確認せずに、納得してしまっていいのでしょうか?
必ずエビデンスを出しているかという視点で、
師匠を選んでください。
師匠にすべき人は、面接評価シートをもとに、
面接ではどのような項目で人を評価しているのかを
語ります。
決して、感覚でアドバイスをすることはしません。
もっといえば、面接評価シートは人事評価シートをもとに作られているので、
人事評価シートをもとにアドバイスをします。
これらのことをやっているかどうかが
偽物か本物かを見極める判断軸になります。
ちなみに、経済産業省は2006年に「社会人基礎力」は「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つであると定義し、それぞれ4つの要素に分解しました。その結果、12項目の評価基準が国として打ち出されています。
経済産業省HP参考サイト「社会人基礎力」
https://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/index.html
これを受けて、企業はこの12項目を参考に面接評価シートを作り直し、
面接で評価する基準を再設定しました。
ですから、転職塾は少なくともこの12項目は塾生に伝えなければならないですし、
これを知らなければ、「敵を知る」ことにはなりません。
これを教えているかどうかは重要な判断材料です。
国が打ち出している評価項目ですから。
そもそもこれを知らない転職塾もたくさんあります。
ちゃんと面接評価シートや人事評価シートをもとに、模擬面接を行い、
自分はどの項目で何点取れているのか、毎回レビューしてくれるとことが
本物の転職塾です。
このような考え方は非常に大切で、プライベートや日常生活でも如実に行動に現れます。
自分の子供が受験を迎えた時に、どうアドバイスしますか?
ほとんどの親は塾や予備校に通いなさいとか、参考書を買って、勉強しなさいとかではないですか?
その行為自体が間違っていますよね。
ますは「敵を知る」のですよ。
従って、自分が行きたいと思っている学校の過去問を確認して、「敵を知る」のです。
過去問を実力試しに解くのではないです。
答えを見ながら、問題のレベルや出題意図を確認するという行為を先に行い、
到達点・目標を認識するのです。
そして、マイルストーンから逆算して、どのように自分が動けばいいのかを
設計していくのです。
その選択肢のうちの一つが塾や予備校に行くことですし、
参考書を買って、学習することであるなら、いいのですが、
ほとんどの親は「敵を知る」という行為をふっとばして、
周りの人はみんな塾や予備校に通っているし、
参考書もたくさん買わないとどこにも受からないよ
という感覚で物事を判断してしまっているのです。
いかがですか?心当たりはありませんか?
必ず「敵を知る」為のエビデンスを出してくれるかどうかを
師匠選びの判断軸にしてみてください。
信用できない他人の感覚にあなたの人生がめちゃくちゃにならないことを祈っています。
ちなみに、私は無料で面接評価シートと人事評価シートをもとに
一つひとつどのように評価するのかを公開しています。
以下のサイトから覗いてみてください。