こんにちは 
美容整形外科医の
ソン・ユソク 院長です。
プレジャー美容外科医院では開院以来、
鼻整形、特に！
保形物なしの鼻手術を
多く行ってきました。
数年間、おそらく
平均して一日に一件以上
この手術を行ったと思います。
そして
長い間保形物なしの鼻手術を行う中で、
この手術の長所と短所について
より深く理解できたと自負しております。
そこで今日は
鼻整形を行う整形外科医として、
この手術について
正直に話してみたいと思います。 
まず、
「保形物なしの鼻手術」
とは何でしょうか？
保形物なしの鼻手術とは
外部の保形物
（シリコン、ゴアテックス、メッシュなど）を使用せず、
本人の生体組織（自己組織）や
寄付された生体組織を用いて
鼻をより美しく整形する手術です。
時々、
「保形物なしの鼻手術」と
「鼻先手術」を
混同することがありますが、
保形物なしの鼻手術は
鼻筋よりも鼻先の変化が
大きいからではないでしょうか。 
保形物なしの鼻手術プロセス
保形物なしの鼻手術は
単に鼻先を高くするだけではなく
鼻先と鼻筋の接続部分を滑らかにし
場合によっては鼻筋全体や
眉間部分を高くすることも可能です。
また
鷲鼻を解消する手術でもあります。
鼻先だけでなく、
全体的な鼻の形状を改善する手術
と言えるでしょう。
保形物なしの鼻手術メリット
次にこの手術のメリットについて、お話しします
《再手術のケースでの保形物なしの鼻手術》
まず
この手術の場合
シリコン保形物を使用する際に生じる
副作用がないというメリットがあります。
シリコンも非常に安全な材料の一つですが
それでも使用するかどうかには
明確な違いがあります。
特に炎症や感染
それによる縮小の可能性が低いという事は
手術を行う医師や患者にとって
大きな安心感を提供します。
実際に保形物なしの鼻手術を
数多く行いましたが、
感染や縮小につながるケースは
一度もありませんでした。
もちろん
手術中にできる限り清潔な環境を
維持するための努力もそうですが
こんな副作用が一度もない
というのは
大きな意味があります。
保形物なし鼻手術、再手術
《プレジャー拘縮鼻整形手術前後写真》
炎症、拘縮で鼻の形が変形するのは
鼻手術後に
保形物が皮膚を圧迫した場合
に発生します。
鼻先が固くなり、
鼻が短く上に上がってしまう状態
を言います。
シリコン保形物を使用した際の
炎症、感染、縮小の可能性
シリコンを使用した場合
炎症、感染、縮小の可能性が
高いわけではありませんが
生じる可能性があるという事実自体が
多くの患者に不安を与える要因
となっています。
なぜなら…
可能性が低いとしても縮小が発生すると
非常に好ましくない結果に
つながることがあるからです。
実際にこのような恐怖感や不快感のために
シリコンを取り除くことを望む方も多く
そのために相談に訪れる方が多いのも
事実です。
また
シリコンを使用することで生じる副作用は
これだけではありません。
皮膚が薄い方は
時間が経過するとさらに皮膚が薄くなり
シリコンが透けて見えるようになる事も
あります。
さらに
非常に長い期間が経過すると
シリコンの周囲が石灰化し
鼻筋が凸凹に見えることも
その他、まれですが
シリコンに異物感を感じる方
シリコンが過度に動いて
不快感を感じる方
もいます。
保形物なしの鼻手術は
上記のような
副作用から自由である
ということが
非常に大きなポイントとなります。
つまり
手術後に副作用の心配なく
心穏やかに過ごせるということが
確かなメリットと言えます。
団子鼻の修正を含むケース
団子鼻の修正を含むケース
次に
この手術の利点として
鼻のさまざまな欠点を
同時に改善できる事が
挙げられます。
最初に保形物なしの鼻手術が
単に鼻先に限定された手術ではないと
お伝えしました。
どう言う事かというと
鼻先の問題である団子鼻や
豚鼻、矢印鼻(長い鼻)だけでなく、
鷲鼻や極度に凹んだ眉間なども
同時に解決できる手術と言えます。
また
小鼻が横に広い場合は小鼻縮小
鼻筋が広い場合は切骨幅寄せを
同時に行うことができます。
もっと詳しく言うと
鼻翼リフティングや
鼻柱を上げたり下げたりする手術も
同時に行うことができます。
実は鼻筋を高くすること以外にも
更に多くの問題を
同時に解決できる手術でもあります。
そのため保形物なしの鼻手術は、
既に鼻筋がある程度高い方にとっては
最適な選択肢ともなり得ます。
《矢印鼻(長い鼻)矯正を同時に手術した場合》
《長く伸びた直線半ラウンドラインに矯正した症例》
ただし…
このような手術の特徴は
反対に明確なデメリットもあります。
それは
鼻筋を大幅に高くする必要がある手術には
適用が難しい点です。
保形物なしの鼻手術では
自己組織や寄付された組織を使用するため
鼻の高さを出したくても
制限される場合が多いです。
これは
外部から保形物を使用する場合に比べて
自然な材料だけで高さを出すのが困難であるためです。
《シリコン》
鼻筋を高くするための最適な材料は
何と言ってもシリコンでしょう。
シリコンなしで
鼻筋を大幅に高くするために
自家肋軟骨を削って使用する方法も
ありますが…
手術の範囲が広がり、
硬い肋軟骨をカスタマイズして
鼻の形に合わせて製作するのは
簡単ではありません。
個人的には、
鼻筋を3mm以上高くする必要がある場合は
シリコンを推奨します。
もちろん
個人の状況によっては
シリコンを使用できない場合もあります。
（既にシリコンによる副作用があった場合など）
しかし
鼻筋を高くする場合には
シリコンは良い材料だと思います。
時々
シリコンに対する
過度の恐怖心があるにもかかわらず、
鼻筋を高くする必要がある状況で
保形物なしの鼻手術を
希望される方がいます。
もちろん
この手術だけでも
手術前よりは改善することも可能ですが
最終的な結果が
少し物足りない場合があります。
それらを考えて
シリコンに対して
過度に恐れる必要はないと思います。
シリコンは適切に使用された場合、
非常に効果的で安全な方法で
鼻筋を高くしてくれる材料でもあるのです。
《鼻先のたるみを上手に修正したケース》
最後に
相談に来られる方の中には
鼻先のたるみを心配される方がいますが、
この手術は
シリコンを使用する鼻手術に比べて
鼻先のたるみに対して
より強力であると言えます。
これは
鼻筋から鼻先へかけての
圧力がないためです。
ですから、
この点については
あまり心配されないでください。
以上で保形物なしの鼻手術の
長所と短所について
簡単にご説明しました。
プレジャー美容整形外科では
いつもこの手術を行っています。
ご興味がある方はお気軽にご連絡ください。
最高の満足を提供させていただきます。
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