このページではPSPでダウングレードをする意味をお話します。
ダウングレードとは何か?
PSPにカスタムファームウェア(CFW)を導入する際、現在ではパンドラバッテリーとマジックメモリースティック(MMC)により、
簡単にインストールできるようになっています。
パンドラバッテリーとマジックメモリースティック(MMC)の初心者セットはこちら。
しかし、初期の頃はこれらを使用せずに、
ファームウェアのバグを利用して自作ゲームなどを動かしていました。
ファームウェア1.50にのみ存在するバグ。
このバグを利用してPSPで自作ゲームを動かす手法がダウングレードによる手法なのです。
このバグが発見されたときには、PSPのファームウェアはすでに1.50ではなく、
それ以上のバージョンになっていたため、自作ゲームを動かすために
あえて1.50にファームウェアをダウングレードしました。
これが、PSPダウングレードの意味です。
もしくは、購入時のまま1.00を所有していた場合は、逆に1.50にアップグレードしなければいけませんでした。
しかし、このような手法も、パンドラバッテリーとマジックメモリースティック(MMC)が開発されることによって、
意味をなさなくなりました。
なぜなら、パンドラバッテリーとマジックメモリースティック(MMC)さえあれば、
ファームウェアが1.50であろうが、3.80であろうが、関係なくカスタムファームウェア(CFW)を導入できるようになったからです。
また、パンドラバッテリーとマジックメモリースティック(MMC)によるカスタムファームウェア(CFW)の導入は、
ダウングレードで出来る以上の機能を有し、パンドラバッテリー登場後、ダウングレードの存在価値はまったくなくなりました。
今現在、ダウングレードを行おうと思っている人は、その手法は取りやめ、
パンドラバッテリーとマジックメモリースティック(MMC)によるカスタムファームウェア(CFW)の導入を検討してみてください。
ただし、この手法もPSP-2000の中期型までです。
PSP-2000の後期型以降は、また別の手法となりますので、ご注意下さい。
PSP改造の世界は日々一進一退を繰り返しています。
今までのスタンダードが一夜にして過去の手法となることが多々あります。
PSP改造を考えているのであれば、しっかりと歴史を勉強してから取り掛かることをオススメします。