2014年10月 進行性核上性麻痺という診断がでる | 進行性核上性麻痺(PSP-P)日々の記録

進行性核上性麻痺(PSP-P)日々の記録

主人が進行性核上性麻痺と診断(2014年10月)されました。まだ、歩行で後屈することはないので、初期だとは思います。コウノメソッドでの治療を開始(2014年11月より)


MRI中脳被蓋ハミングバード 第3脳室の拡大


主人(62歳)のMRI画像(2014年10月)


病院に個人的に欲しいとお願いして、CDに焼いてもらいました。


病気についてかなり予習していたので、中脳被蓋に萎縮(痩せたハミングバードサイン)が素人の私でも


一目でわかってしまい、思わず見た瞬間に絶句しました。


第3脳室の拡大も多少あります。


それに脳全体が軽く萎縮しています。



【症状】


・2年前くらいから、雪の中で中々起き上がれないことがあった。


・1年前くらいから、たびたび、しゃがんだときに後ろに転ぶ。(最初に気付いた異常)


・1年前くらいから前立腺肥大による排尿困難(尿がでにくい)が発生したが、ほぼ同時に切迫感を伴う頻尿が起き、失禁が増える。排尿困難はある程度薬でコントロールできたが、切迫感からの頻尿には薬が効いているようには思えなかった。


・1年前くらいから、若いときからあった貧乏揺すり(振戦?)がより激しく、ほぼ1日中両足に起きる。

(ベッドで寝転んでいるときも両足振戦あり。寝ているときは止まる。今は貧乏揺すりではなく、振戦であると医師に言われている。)


・仕事が急にできなくなった。パソコンのマウス操作がしづらそう。

(支払い忘れなどが多くなった。作業が締め切りに間に合わないことも多くなった。)


・半年間で3回も車の運転事故を起こす。(こんなことは今までなかった。運転はとてもうまかった。

2年前くらいからは凄く粗い運転をするようになり、たびたび喧嘩の種となっていた。)


・性格が変わった。

(怒ることが全くなかった温和な人だったのに、易怒がたびたび起きる。)


・ここ3ヶ月ほどで、後ろへ転倒する回数が急激に増えた。


・歩くことには困難はないが(1時間以上の散歩ができる)、反転時や後ろ歩き、起立時にふらつくもしくは転倒することがある。


・階段からの転落が2回あった。いずれもケガなし。階段を上っているときに後ろへ転ぶ。


○進行性核上性麻痺の第Ⅰ期の症状に当てはまるように思います。


【既往病】


・インスリノーマ(20年以上前に膵臓の2/3を切除)