【第13話の裏側】


第13話ご視聴ありがとうございました!

ジェラミーと王様たちの激突、明らかとなったゴッドタランチュラの圧倒的な力、ヤンマとンコソパ国民のドタバタ劇、とにかく見どころが多かった13話、いかがでしたか?

ジェラミーの行く末が気になってはいるかもしれませんが、まずは13話を振り返っていきましょう!


監督をしたのは前回の見どころでご紹介させていただきました、茶谷和行監督!

 

 

前回ご紹介したように、『キングオージャー』には第1話から欠かさずチーフ助監督として現場を支えてきた茶谷監督。

今回の13話はとてもGBを背景とした撮影が多く、アクションは全てアセット(3DCG空間)でのセット撮影で行っています。
従来のアクション撮影はロケ撮影が多いものですが、ここまで多くアセット撮影を行うのは、監督としてもとても大きな挑戦!
アセットを知り尽くし、特殊な撮影にも精通している茶谷監督だからこそ成し遂げられたことだと思います。

ンコソパへとやってきたジェラミー、ヤンマの玉座に悠々と座るジェラミー。

 

 

イチャモンをつけてきたシオカラに容赦なくヴェノミックスシューターを撃つジェラミー。
しかし、いたって無傷のシオカラ。そう、ド派手な攻撃にみせかけて、イリュージョンというのがジェラミーが持つヴェノミックスシューターの能力。

 

 

初対面にとんでもない距離感で近づける、シオカラの恐るべし後輩力・・・

 

 

一方、ギラはイシャバーナにて、生きている事がバレないようにセバスチャンに変装する。
変装ってレベルじゃない…。25歳のセバスチャンがヨボヨボなのも、イシャバーナの優れた変装技術があるおかげなのでしょうか…。

ギラがシュゴッダムでは「死んだこと」になっていることを皆さんお忘れになく!!

 

一方、ギラはイシャバーナにて、生きている事がバレないようにセバスチャンに変装する。
変装ってレベルじゃない…。25歳のセバスチャンがヨボヨボなのも、イシャバーナの優れた変装技術があるおかげなのでしょうか…。

ギラがシュゴッダムでは「死んだこと」になっていることを皆さんお忘れになく!!

 

 

13話で初出しの新しいスタイルのヒメノ様!お美しい・・・!

 

 

ジェラミーとの会話の中でヤンマの過去が明らかに!!
「スラム街育ちでパソコン一つで成り上がった」と今まで言われてきたヤンマですが、実は師匠がいました。それが「ギンじいさん」。
ジェラミーとは前々から面識があり、ジェラミーがギンじいさんにキングオージャーの復活のヒントを与えたおかげで、ヤンマはシュゴッドを解析できたのです!!
そして、ヤンマの愛用PC「ボロ」もこの場で生まれました!!

 

 

唯一のロケーション撮影のこのシーン。
素晴らしいロケーションと雨のおかげで、見事にチキューのスラム街を演出しています!

 

 

実はこのシーン、特殊な重機をつかって、まるで激しい雨が本当に降っているかのようなシーンをつくりあげています!
ゴッカンの雪のシーンなど、アセット撮影でも天気を自在に変えることはできますが、水である「雨」だけはセットでの撮影は困難!ヤンマの壮絶な生い立ちに説得力を持たせるための茶谷監督のこだわりですね!

 

 

そして、雨演出と共に、チキューのスラム街をつくりだしているこの小道具たち!
1シーンではありますが、細部までこだわりぬいて舞台をつくりあげています。

 

 

よく見るとヤンマの愛用コンポも!これも実はギンじいさんから受け継いだモノ。
 

 

スラム街時代のヤンマの衣装!王様の姿じゃないヤンマはレアですね!

 

 

幼少期のヤンマ役を渡邉斗翔さんに、ギン役を吉澤健さんに演じていただきました!
ヤンマのやんちゃさをどこかに感じる斗翔くんと、師匠としての貫禄を十二分に感じられる吉澤さんの見事なお芝居でした。
北野武監督や若松孝二監督の作品などのレジェンド監督の作品にも多く出演されている吉澤さん。
実は『仮面ライダーBLACK SUN』にも登場しています!

 

 

今回は少しの登場だったギンじいさん、再び登場するときは来るのか!?
 

現場からのオフショットです。

 

 

そして、今回波乱を呼んだヤンマのびっくり発明品、トウフ名物でか座布団を改造したブーブークッション(?)。
ジェラミーのヴェノミックスシューターのイリュージョン機能を取り入れた特別製の座布団です。
 

これこそ仕組みが知りたい!

 

 

ラクレスをぎゃふんと言わせるつもりだったけど…

 

重くて重くて…(実際に実物もめちゃくちゃ重いです)

 

 

バランス崩して、、、

 

 

ドロップキック!!

 

 

!?

 

 

ヤンマ総長激おこ!

 

 

そして、ここのシオカラ実は擬態したゲロウジームだった…とさ。
 

 

 

情報量が多い!とんでも展開!(褒め言葉)
ですが、ちゃんと分かりやすく面白く茶谷監督が撮ってくださいました。オナラの音も最高でした。
 

アクションシーンでよく見られる、いわゆる「吊り撮影」と言われる、撮影に挑戦!

 

 

続いて、スパイダークモノスの等身大アクション!
普段アクションシーンはロケ撮影が多いのですが、今回は全てセットでのグリーンバック合成!
市街地を飛び回る圧巻のアクションシーンでしたね!
 

 

スパイダークモノスのアクションが気になる方は、TTFCで配信中の「TTAC(東映特撮アクションクラブ)」をぜひご覧ください!!


そして、今回の巨大ロボ戦もとにかく凄かった!
「全てを統べる王」ジェラミーの持つゴッドタランチュラの力とは、三大守護神を操る力!
実は壁画にもこのゴッドタランチュラと三大守護神の関係性は描かれていました。

 

 

(#11より)


ゲロウジームを撃破したかに見えたジェラミー。
実はそれもイリュージョンで、「俺は狭間の王様」と宣言する。
ジェラミーとゲロウジームの行く末をお楽しみに!!