【第9話の裏側】


第9話ご視聴ありがとうございました!

前回8話の決闘裁判で、ギラとラクレスの戦いは一区切り。
再び逃亡者となったギラは、各国を周遊することになります。

山口監督の8話に続き、9話を監督するのは、加藤弘之監督!

 

 

 

「獣拳戦隊ゲキレンジャー」~「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」今まで監督を務めてきたスーパー戦隊シリーズ作品はなんと16作品!!

そんな戦隊シリーズ常連のベテラン監督・加藤弘之が「キングオージャー」に登板!
登場人物も多く、多くの思惑が交錯する9話を監督の演出が光り、とても楽しく撮って下さいました!

それでは、9話を振り返って参りましょう!


リタのバカデカ掛け声により、急遽結ばれる4人の王様の協力関係。

 

 

 

かに思えたが…
秘密裏に他の王に悟られないように独占するために動き出す。
突如として始まった「ギラ独り占め争奪戦」。

王のために各国の側近達が動き出す!!

 

 

 

ちなみにこのシーンでリタが持つこの通信機器。

 

 

 

実は「キングズホットライン」という名称があり、
ヒーローのベルト部分に装着されているバックルでもあるのです!
王様とその側近しか持つことが許されていない特別な代物です。

 

 

 

側近達がギラを手中に収めるため奔走する中、衝撃的な(?)事実が判明します。
 

突如として喋り出す黒子!!!

 

 

1話から登場していたカグラギの側近、名を「クロダ」と言います。実はちゃんと喋りますし、めちゃくちゃいい声なんです。(なんで今まで喋ってこなかったんだよ…)

声の出演をして下さったのは鳥海浩輔さん。
「細身のイケメン」と監督からオーダーを受けてキャスティングされましたが、理想的なイケボですごくクロダにハマっていました。

クロダの素顔が気になるとは思いますが、素顔が披露される時は来るのか来ないのか…?


ギラ&側近一行がやってきたのはンコソパ国で、ンコソパの国民に扮するギラ・セバス・クロダ。

 

 

 

ンコソパ学生のギラ、サイバーティックおじいちゃんのセバス、メタリック黒子。
3人とも似合いすぎ……このシーンのためだけの贅沢使いな衣装!

 


 

 

ンコソパに続き、一行はトウフ国へ!
ここでは黒子に扮する3人。変装が一番手っ取り早いトウフ国でした。

 

 

ギラを独り占めする計画がバレそうになって揉める側近達。

 

 

元々の脚本上では、「側近達、ワーワー言いながら掴み合い」と1行でシチュエーションが書かれているこのシーン。
こういう場面こそ、役者の腕の見せ所!

このシーンはシオカラ役・千綿さんとセバスチャン役・吉満さんによる現場でのアドリブ!
シオカラとセバスの揉み合いを楽しく見せてくれました!

このシーンに限らず9話はキャストのアドリブに溢れています(笑)


急に現れたモルフォーニャによって、連行されるギラ。

 

 

本作に度々登場するこの手錠。
本編では分かりづらいですが、蝶のマークがあしらわれたとても凝ったデザイン!

 

 

ちなみに3話で登場したイシャバーナの手錠はこちら。
こういったちょっとした小物にも、それぞれの国の特色を反映させて、工夫を凝らしてくれています!

 


 

(どんだけで手錠出てくるの…この作品…)


ゴッカンに連行されたギラは、モルフォーニャによって裁判(?)にかけられる。
ちゃっかり玉座に座ってオージャカリバーを持つモルフォーニャ。

そして、さらっとモルフォーニャが跡継ぎ候補になっている事も判明。
ヒメノは親の跡を継いで王になったようですが、国によって王のなり方もそれぞれなのですね…

 

 

リタにバレたらめちゃくちゃ怒られそう…



また、9話の見どころは側近だけじゃない!
8話のラストで突然現れ突然消えた、ゴッドホッパーが再び登場する回でもありました!

 

 


7話のゴットスコーピオンに続き、明らかとなった三大守護神たちの意外な三角関係。
この恋模様が今後どうなっていくのか、ますます目が離せません!

 

 

 

三大守護神の関係を図解で整理してみました。


ギラはバッタと心を通わせ、キングオージャーとゴッドホッパーが合体!そして、
 

ジャンピングハグで巨大サナギムを撃破!

 

 

 

6話のギラとコガネ・ブーンの再会のシーンと重ね合わせ、それを巨大戦に取り入れたのは脚本会議で生まれた名アイディア!

バグナラクに打ち勝つも束の間、デズナラク8世によって4人の王様とその側近は敗れてしまいます。
やっぱり強かったデズナラク!5王国を渡り歩き、地下深くに繭を隠していたとは…!

 

 

ここで制作の裏側を一つ!
モルフォーニャがリタを探すこのシーン。
このシーンを撮るためだけに雪山に行ったのかと思われるかもしれませんが…
 

 

LEDウォールで雪山の背景と雪降らし(雪に見える泡を噴出する機械)の合わせ技で、室内で雪山を再現しています!
ちなみにこの背景は5話のアクションシーンの雪山ロケをしたときに撮った素材です。
ロケいらずのとてもすごい技術革新!

 

 

ただ背景ではなく、「足場」であったり、被写体と背景の繋がりがある場合は、実際のアリモノを使う必要があり…
このシーンはスタッフの皆さんで綿や粉を使ってリタの周りを固めて撮りました

 

 

4人の王と側近が倒れ、まさに未曽有の危機を迎えた王様たち。
次回、ギラと4人の王様たちの運命やいかに!?

お楽しみに!